新サービス「DE&I College」による多様性推進の新たな一歩
日本の企業が直面する少子高齢化と労働力不足に伴い、多様性の重要性が増しています。企業の持続成長を図るためには、これまで活躍の場を得られなかった人材や、多様なバックグラウンドを持つ人々が力を発揮できる環境が求められています。そんな状況下、株式会社ソルビスが新たに立ち上げた「DE&I College」は、その使命を果たすための重要なサービスです。
DE&I Collegeの基盤
このサービスは、石倉秀明氏をアドバイザーに迎え、学術エビデンスと実践的な知識を結びつけて、企業のDE&I推進を強力にサポートしていきます。多様性の推進活動においては、専門的な知見と理論が不可欠ですが、現場の担当者がそれらを活用するのは簡単ではありません。そこで「DE&I College」は、担当者が必要なデータや情報を手に入れやすいよう、最新の学術研究や事例を分かりやすく編集・提供します。
DE&I Collegeが解決する課題
多くの企業でDE&Iを推進する担当者たちは、何から手をつけるべきかわからず、実行する際に経営層や社内の理解を得る難しさに直面しています。特に日本の企業文化では、短期的な成果を求められるため、長期的に多様性を推進することが難しいです。しかし「DE&I College」では、コミュニティを通じて情報交換や悩みを共有できる場所も提供し、担当者が孤立することを防ぎます。
アドバイザーの役割
石倉氏の参画により、理論だけでなく実務への応用が期待できます。2016年からリモートワークを実施している株式会社キャスターでの経験を生かし、実践的なノウハウの共有や具体的な施策の設計支援を行います。また、出石琴美氏が学術エビデンスの監修を担当し、組織心理学やジェンダー学の最新の知見を提供します。
リリースの背景
「DE&I College」のリリースに際し、玉村優佳社長は「DEIは企業のイノベーションや人材確保において欠かせない要素であるが、短期的な成果を求めるあまり、担当者が苦しむ現状がある」と語っています。これを受けて、「DE&I College」は施策を進めるための実践的なサポートを提供し、企業文化を根本から変えていく意義を重視しています。
ウェビナーの開催
さらに新たな試みとして、4月中旬にはウェビナーを開催予定です。ダイバーシティを前進させるために考えるべきことをテーマにし、石倉氏の見解を直接聞くチャンスです。このイベントは多くの企業にとって、変革のきっかけとなるでしょう。
会社概要
「DE&I College」を運営する株式会社ソルビスは、東京都世田谷区に本社を構え、多様性推進に関するコンサルティングサービスを展開しています。学生や研究者だけでなく、企業の現場で活動する人々を対象とすることで、より包括的なアプローチを実現しようと努めています。
まとめ
企業のDE&I推進は、個人の力を引き出すだけでなく、組織全体の活力を高める源となります。「DE&I College」は、その一助となり、多くの企業が多様性を活かした成長を実現するためのパートナーでありたいと考えています。