2025年版イギリス生活の実態調査
留学エージェント「夢カナ留学」が実施した最新の調査によると、イギリスでの物価の高さを約96%の若者が認識していることが判明しました。これは、円安や物価高の影響が若者の留学意欲に及ぼしている可能性を示しており、特にイギリスに対する懸念が根強いことを浮かび上がらせます。このような背景の中、イギリスでの生活を実際に体験した留学生S.Mizushimaさんのケースを通じて、“現地でのリアル”を探っていきます。
Mizushimaさんの体験談
21歳のMizushimaさんは、大学2年生の時に1年間のワーキングホリデーでロンドンに渡航しました。入国してからわずか2週間で、スターバックスのアルバイトの内定を得ることに成功。彼女の経験は、物価高や円安に対する若者の不安を乗り越えた一例と言えるでしょう。月収は30万円から50万円ということで、留学目的の一つである経済的な自立も果たしています。
イギリスの物価と生活
調査からは、イギリスの物価が高いことに対する不安が顕著に表れています。実際、栄養バランスの取れた食事を心掛けるMizushimaさんですが、光熱費を含む家賃は約600ポンド(約12万円)で、食費も2万円未満で済むように工夫しています。また、「ミールディール」などの割引メニューを活用することで、食費の節約に成功しています。
さらに、円安の影響で日本円での生活費がより一層膨らむ中、ポンド円の相場は過去10年で高水準にあります。これにより、多くの若者が「物価が高いために仕事が見つからなかったらどうしよう」といった不安を抱くのも無理はありません。
働き方や面接の実態
Mizushimaさんはスターバックスの求人にオンライン応募し、予想以上の手応えを感じたと語ります。印象に残ったのは、面接での自己アピールの重要性です。特に「自分の意見でチームに影響を与えた経験」を求められることが多く、学生時代のバスケットボール部での体験を活かして意義あるアピールをすることができました。
イギリスでは、ワークライフバランスが重視されており、特に有給休暇の取得がしやすい文化が印象的だったとのこと。日本とは異なり、プライベートや休暇を大切にする働き方は、Mizushimaさんにとって新鮮な体験でした。
留学を考えるあなたへ
夢カナ留学の調査を通じて、イギリスでの生活についての不安や期待を理解するための手がかりとなる情報を得ることができました。特に、生活費や収入の目安、職探しの方法、さらには留学エージェントの利用のメリットなどが挙げられます。
Q&A形式で準備の質問や生活に関する実体験を142件収集した中から、以下のいくつかを紹介します。
主要なQ&A
A: シェアハウスや仕事を渡航後に決めることで、現地の雰囲気にあった選択ができやすくなります。
A: 内見時に信頼できる大家やシェアメイトかどうかを見極めることが重要です。
A: 光熱費や家賃込みで計約600ポンドほどで、食費を合わせると10万円ほどが必要とされています。
まとめ
イギリスのワーキングホリデーには物価高などの挑戦も存在しますが、十分な準備と情報収集を行えば、充実した海外生活が実現可能です。Mizushimaさんのように、挑戦することで新しい世界が開けるかもしれません。この体験が、これからの留学を考える若者たちにとって、前向きな刺激となることを願います。