GMOメイクショップが自社ECアプリでLTV向上
GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長 CEO:向畑 憲良)は、2025年6月19日より、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」と連結会社のGMOメイクアプリ株式会社が提供する「makeappli byGMO」との連携サービスを開始しました。この取り組みは、消費者の購買行動を変える新しいカタチを模索する中で、特に注目されています。
アプリ構築SaaS「makeappli byGMO」とは
「makeappli byGMO」は、ECサイトの顧客情報や商品情報を活用できるアプリ構築SaaSで、ノーコードで簡単にアプリを作成できる点が特徴です。このプラットフォームの導入により、企業はより深い顧客関係を築き、ファン化を促進することが可能になります。また、アプリの機能としては、クーポン配信やプッシュ通知、タイムラインやグループチャットなどがあり、顧客とのエンゲージメントを高めるための強力なツールが揃っています。
物販系BtoC-EC市場の成長とニーズの変化
近年、物販系BtoC-EC市場は14兆6,760億円に達し、前年比4.83%の増加を見せています。この市場の拡大とともに、企業は顧客関係をより大切にする必要があります。特に、少子高齢化や人口減少の影響で、既存顧客との関係を深め、長期的なロイヤリティを育むことが求められています。
顧客データの活用とアプリの重要性
EC事業者が競争を勝ち抜くためには、顧客データを最大限に活用し、パーソナライズされた体験を提供することが不可欠です。モール型ECでは顧客データが事業者に帰属しないため、自社ECを構築することがますます注目を集めています。また、スマートフォンの普及に伴い、モバイルアプリの役割も増しており、顧客コミュニケーションを強化するために、アプリインストールによるLTV(顧客生涯価値)の向上が期待されています。
低コストで高機能なアプリ開発
「makeappli byGMO」は、初期費用300,000円(税抜)から、月額30,000円(税抜)という業界最安水準で提供され、コストを抑えながら質の高いアプリを作成できることが重要です。これにより、EC事業者は本来の業務に集中しつつ、ニーズに柔軟に対応したアプリを短期間で構築できます。
過去の成功事例と今後の展望
先行導入企業である株式会社惣助は、「makeappli byGMO」の導入により、顧客とのエンゲージメントを向上させ、ロイヤリティの高い顧客を増やすことに成功しています。このことからも、「makeshop byGMO」との連携による安心感と、機能拡充への期待が高まっています。
結論
GMOメイクショップは、急速に変化するEC市場において、「makeshop byGMO」と「makeappli byGMO」により、EC事業者が持続的な成長を遂げるためのサポートを行います。データ活用とアプリの機能を最大限に活かし、EC事業の未来を切り開く新しいサービスを展開し続けることが期待されます。