年末整理の実態
2025-12-03 12:06:30

年末に気を付けたい整理・片づけの実態。人間関係の見直しも必要?

年末に気を付けたい整理・片づけの実態。人間関係の見直しも必要?



株式会社ハルメクが運営するミドルエイジ女性向けメディア「HALMEK up」と、マーケティングリサーチを通じてインサイトを探求する「生きかた上手研究所」は、年末の「整理・片づけ」に関する調査を行いました。この調査では、40~65歳の女性440名を対象に、実施意向や実際の整理対象について答えてもらいました。ここではその結果を元に、年末に気を付けたい整理・片づけ実態を読み解きます。

調査結果の概要


年末に整理・片づけをしたいと考えている女性は約35.9%にのぼります。最も多い意向は「家の掃除(75.3%)」であり、続いて「不要な服やモノの処分(60%)」が挙がっています。一方で、片づけたいがなかなか実行できないこととしては、「家の中のモノ(46.4%)」、「人とのつき合い方(13.0%)」が多く挙げられました。このことから、自宅の整理と同時に人間関係も見直ししたいと思っている層が一定数存在していることが分かります。

人間関係の整理も重要


調査結果によると、約3割強の女性が配偶者やパートナーとの関係に満足しておらず、気疲れしない距離を求める声が上がっています。「将来的に配偶者・パートナーとの関係をどのようにしたいか」という質問に対して、22.7%が別居や離婚を視野に入れていると回答しました。この背後には、一緒に時間を過ごすことの負担を感じている女性たちの実情があります。

友人関係の減少と新しいつながり


また、約6割の女性が友人関係の減少を実感しています。その理由には「自然に疎遠になった」とする意見が多く見られました。しかし、年齢を重ねても新たな人間関係を求める女性たちもおり、趣味や習い事、イベントなどを通じて新しいつながりが生まれています。実際に、「趣味や習い事・サークルでの出会い(26.6%)」や「イベントや講座での出会い(11.8%)」など新たな関係を築いた機会には一定の価値があることがわかります。

整理の対象は物から人へ


この調査から見える傾向として、60代の女性は物に重点を置いた整理を行う一方で、40代や50代では生活習慣や気持ちの整理も行う傾向が見受けられます。また、年末のこのタイミングは、物だけでなく、気持ちや人間関係の見直しにも適した時期とも言えるでしょう。

専門家の見解


HALMEK upのマーケティングリサーチャー白石美咲さんは、「年代によって整理の対象が異なることが見受けられた。特に生活習慣や人間関係の整理が重要視されているのは、ライフステージの変化等が背景にある」と述べています。また、生きかた上手研究所の梅津順江所長は、年末には「自分の時間やエネルギーを奪う要素を整理する再編期」と捉え、今こそ「心の棚卸し」を行うべきだと提言しています。

まとめ


年末は物の整理だけでなく、人間関係の再評価にも最適な時期です。「整理・片づけ」の実施意向がある中で、物も人も見つめ直すことが、心の健康や生活の質を向上させる重要な手段となるでしょう。2025年末には、“心の整理”を実施し、すっきりした新年を迎えたいものです。

HALMEK upは、今後もこのようなミドルエイジ女性向けの調査を通じて、彼女たちのライフスタイルや人物像を探求し、役立てていきます。


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株式会社ハルメクホールディングス
住所
東京都新宿区神楽坂4-1-1
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