『彼女、お借りします』が輝く受賞
株式会社MOTが主催するクラウドファンディングプロジェクト『彼女、お借りします』の更科瑠夏生誕祭プロジェクトが、2025年の『クラウドファンディングアワード』で下半期ベストプロジェクト・ポップカルチャー部門・ファンコミュニティ賞を受賞しました。この受賞は、多くのファンの協力によって実現したもので、プロジェクトの成功はその熱意と創意工夫によるものです。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、原作である『彼女、お借りします』のヒロイン・更科瑠夏の誕生日を盛大に祝うために企画されたもので、作者の宮島礼吏が中心となって進められました。その目的は、物語上では登場機会が限られる瑠夏の魅力をファンと分かち合うことです。
プロジェクトは2025年6月5日から7月31日までの期間で行われ、最終的には29,265,498円の支援を集め、656件の支援が寄せられました。支援者には体験型の個展『更科瑠夏展 青春(アオハル)と彼女』の入場権をはじめ、クラウドファンディング限定の描き下ろし漫画やブルーレイ、新規グッズなど、多彩なリターンが用意されました。
ファンとの絆
このプロジェクトは、単なる支援を超え、ファンと共に作り上げる体験を重視しました。支援者は、自らプロジェクトに参加することで、特別な思い出を持ち帰ることができる仕組みが設計されています。これにより、支援者とファンの絆が一層深まる結果となりました。
宮島礼吏は「このたび受賞できたのは、14,000件以上のプロジェクトの中から選ばれた証です。支援してくださった皆さん一人ひとりのおかげ」と語り、感謝の意を表しました。プロジェクトの開始直後から多くの応援があり、あらゆる面での熱意が支援の広がりを生んだと彼は振り返っています。
プロジェクトの理念には、ファンと一緒に楽しめる企画を今後も続けていくという意志が込められており、さらなる活動が期待されています。
クラウドファンディングアワードとは
クラウドファンディングアワードは、2017年にスタートした表彰企画で、毎年数多くのプロジェクトが参加します。これは、クラウドファンディングの持つ可能性や意義を広く伝えることを目的としています。今年で9回目を迎え、受賞者たちの挑戦や成功が評価されています。
まとめ
『彼女、お借りします』の更科瑠夏生誕祭プロジェクトの成功は、ファンと共に作り上げた特別な価値が認められた結果です。これからもファンとキャラクターの絆を深める企画に期待が高まります。さらに多くのユニークなプロジェクトが誕生することで、クラウドファンディングの魅力が一層広がることを願っています。