Armorisが打ち出す新たなワークショップ
近年、企業や組織においてデジタル領域がビジネスにおいて重要な役割を担っています。その中で、サイバー攻撃などのセキュリティインシデントが大きな経営課題となりつつあり、企業はこれに対抗するための体制を強化する必要があります。そんなニーズに応えるべく、株式会社Armorisが新たに開始したワークショップが注目を集めています。
ワークショップの目的と背景
Armorisのワークショップは、サイバーインシデントが発生した際にどのように対応するかを想定し、その対応力を磨くことを目的としています。実際のインシデントを想定したドラマ形式の動画を使い、参加者は自分達ならどうするかをチームで話し合い、組織としての問題解決能力の基盤を築いていきます。
ワークショップの特徴
このワークショップは、架空のサイバーインシデントに基づいた動画を使用した机上演習です。研修対象者のスキルレベルに合わせて、座学がメインとなり、一部にはインタラクティブな思考訓練の時間も設けられています。具体的には、次のような流れで実施されます。
1.
インシデント対応動画の視聴
参加者は動画を見ながら、インシデント発生時の自分の行動や対応を考えます。
2.
グループ討議
動画のシーンごとに一時停止し、グループで意見を出し合います。さまざまな視点からの意見が飛び交い、理解が深まります。
3.
講師による解説と振り返り
講師からの説明を受けることで、世の中の現状や自分たちが何ができるのかを考えるきっかけが得られます。
対象者と利用シーン
本ワークショップは、セキュリティに関する専門知識がなくても参加可能です。主な対象者としては、経営層やセキュリティ担当者、ビジネス部門の関係者が挙げられます。
具体的には、以下のようなシチュエーションでの利用が見込まれます。
- - 経営層向けの研修
- - ビジネスや事務部門における非IT部門の啓発
- - セキュリティ担当者のインシデント対応訓練
想定されるシナリオ
ワークショップでは、以下のような多様なシナリオが取り扱われます。
- - ランサムウェア
- - ビジネスメール詐欺
- - 脆弱性対応
- - フィッシング
- - 不正アクセス
これらの具体例を通じて、参加者は実践的な知識と対応策を学ぶことができます。
講師の紹介
このワークショップのメイン講師は、株式会社Armorisの宮内雄太氏です。宮内氏は情報系の大学院を修了した後、大手銀行グループでシステム基盤開発に従事。2014年からはセキュリティ分野に転身し、インシデント対応やサイバー人材育成に携わってきました。彼の経験と知見がワークショップの質をさらに高めています。
参加者の声
先行開催に参加した方々からは、ドラマ形式の動画を通じてサイバー攻撃の脅威を感じられたという声や、他の参加者との意見交換が有意義だったとのフィードバックが寄せられています。また、各自の視点を持って議論できる環境が整っているため、非常に参加しやすいと評価されています。
価格と開催情報
ワークショップの料金については、お問い合わせが必要です。興味のある方はArmorisの公式ウェブサイトをご確認ください。
「知識を共有し、組織としてのセキュリティレベルを向上させる。」それがArmorisの目指すところです。この機会に、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。
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