株式会社アシストは、CMS「NOREN Content Server」の新バージョン「NOREN7 Content Server」を6月28日から提供開始しました。NORENは、韓国I-ON COMMUNICATIONS CO., LTD.が開発したCMSで、アシストが日本国内での独占販売権を取得しています。
「NOREN7」は、Webサイト運用における外部システムとの連携機能を強化し、コンテンツ作成者とサイト管理者の利便性を向上させるとともに、Webサイトの品質と信頼性を高めることを目指しています。
主な機能強化ポイントは以下のとおりです。
外部連携機能の強化
HTMLファイルをNORENに取り込み、自動的にタグ変換することで、Webサイト構築を効率化します。
コンテンツ変更や配信完了時に連携先システムに自動通知し、CDN(Contents Delivery Network)のキャッシュクリア処理など、運用の手間を削減します。
外部APIやデータベースからリアルタイムに最新情報を取得し、Webページに組み込むことで、コンテンツの最新化を実現します。
コンテンツ作成機能の強化
管理者側の領域だった入力フィールドの追加・管理を、コンテンツ作成画面で柔軟に行えるようにすることで、Webページの自由度を拡大しました。
頻繁に使用する入力パターンを登録することで、新規作成工数を削減します。
コンテンツの品質チェック機能を実装し、禁止語の使用防止など、Webサイトの信頼性を向上させます。
画像編集機能を強化し、サイズ変更、トリミングに加え、複数画像の合成や文字入れなどの高度な加工を直感的に行えます。
コメント欄の利用やファイル添付が可能になった承認プロセスの改善により、修正箇所や指摘事項を画像で説明できるようになり、申請者と承認者のコミュニケーションを円滑化します。
アシストは、NOREN7の機能強化を通じて、顧客企業のWebサイト構築の効率化や高度化、運用の負荷軽減、サイト自体の信頼性向上を支援していきます。
「NOREN7」は、外部連携機能とコンテンツ作成機能の強化により、Webサイト運用の効率化と信頼性向上に大きく貢献すると言えるでしょう。特に、HTMLファイルの自動タグ変換や外部APIとの連携は、開発者や運用担当者の負担を軽減し、より効率的なWebサイト運用を実現する上で大きなメリットとなります。また、コンテンツ作成機能の向上は、コンテンツの品質向上だけでなく、ユーザーエクスペリエンスの向上にもつながるでしょう。
近年、Webサイトの重要性はますます高まっており、企業にとってWebサイトの運用効率化は喫緊の課題となっています。「NOREN7」は、これらの課題解決に貢献するだけでなく、Webサイトのさらなる進化を促進する可能性を秘めていると言えるでしょう。