近畿大学附属小学校・幼稚園に新しい風
令和7年(2025年)4月1日、近畿大学附属小学校・幼稚園に新校長・園長として小野浩氏が就任します。大阪府出身で1963年生まれの小野氏は、1988年に近畿大学附属小学校に教員として着任以来、数々の重要な役職を歴任してきました。特に児童教育に関しては、音楽科主任として積極的に教育に取り組み、発表会などを通じて児童の情操教育にも力を入れてきたことが特徴です。
教育への情熱と新たな目標
小野氏は、児童指導部長や教頭などの役割を経て、今後は校長としての責任を担うことになります。彼のビジョンは、伝える力や思考力を育むことにあり、これからの教育において不可欠な要素であると考えています。小野氏はこれまでの経験を活かし、本校がさらなる教育力の向上へと導く役割を果たすことを期待されています。
基本的な理念
近畿大学附属小学校の教育理念には、「実学教育」と「人格の陶冶」があります。この哲学のもと、教育の目的は「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人を育成すること」です。小野氏は、乳幼児期から10歳頃までに受けた教育や体験が、未来の人間力を形成する重要な基盤になると信じています。これからの教育では、知識の多さだけでなく、人とコミュニケーションを取り、自ら考え、行動できる力が求められています。
非認知能力の重要性
小野氏が強調するのは、共感力や誠実さ、柔軟な挑戦力といった非認知能力の育成です。これらは子どもたちが未来に挑む際の重要な資源となります。彼は、日常の遊びや関わりの中で、感性や人間性を磨くことができる学びの場を提供することを誓っています。仲間と共に探究する時間が子どもたちの生活力を育んでいくのです。
感じることと学ぶことのバランス
小野氏は、子どもたちが本物に触れ、心を動かす体験を通じて成長することを重視しています。彼は、一人ひとりが自分らしさを表現できる機会を積極的に提供していく考えです。これにより、知性と人間性を育てる温かな学びの場を創り上げていくことを目指しています。
未来への取り組み
新しい校長としての小野浩氏は、近畿大学附属小学校・幼稚園が地域に根ざした教育を提供し続けるために、未来志向の取り組みを進めていく意向を示しています。今後の教育に対する彼の情熱と期待が感じられます。
詳しい情報は、
附属小学校・幼稚園の公式サイトをご覧ください。