めだか盆栽を宇宙へ!新たなプロジェクト開始
株式会社めだかやドットコム(東京都八王子市)が、ユニークなプロジェクトを発表しました。「めだか盆栽」を宇宙に打ち上げるという、画期的な試みです。このプロジェクトの目的は、福祉事業所が手掛ける日本メダカの世界観を広め、全世界に癒しを提供することです。
クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトを実現するために、2022年9月16日から11月30日までの期間で、クラウドファンディングを行います。目標金額は300万円で、寄付金は維持費や管理費、教材などの資金に使用されます。詳しい情報は、クラウドファンディングプラットフォーム『Makuake』をご覧ください。
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記者会見の開催
プロジェクトの発表に伴い、9月16日に記者会見が開かれます。会見は13時から開始し、会場は「めだかやドットコム本店」です。司会は元AKB48の前田亜美さんが担当し、報道関係者は事前に参加申し込みが必要です。
めだか盆栽とは?
「めだか盆栽」は、日本メダカの第一人者として知られる青木崇浩が生み出した現代風の盆栽で、水質浄化に関する特許技術を用いています。この技術により、水を入れ替えることなく、生けためだかをガラス内で楽しむことができるのです。宇宙に打ち上げられるのは、実際のめだかではなく、めだか盆栽を積んだ水槽です。宇宙を背景に撮影された美しいめだか盆栽の写真は、新しい日本文化として世界に広がることを目指しています。
プロジェクトの背景
実行者は、20年近くにわたるうつ病の経験を持ち、精神的な苦痛を乗り越えて福祉事業に取り組んでいます。障害を持つ方々でもできることは多く、彼らの繊細さや優しさは、めだか盆栽の制作において大いに役立っています。座学と実体験を通じて、バクテリアによる硝化作用や植物の光合成、メダカの生態を理解し、技術を一つ一つ習得することが求められます。
未来に向けた展望
「めだか盆栽」は、実行者の「めだか×福祉」事業のシンボルであり、将来的には福祉事業を通じて世界的なブランドに成長させたいという願いがあります。1994年に向井千秋さんが宇宙でメダカの繁殖実験を行ったことから、宇宙とメダカには深い結びつきがあると実行者は感じています。
地域への貢献
2019年から東北復興支援プロジェクトにも取り組み、南相馬市の雇用創出に貢献しています。メダカを通じて出会った宇宙事業に挑む方とのご縁から、このプロジェクトの実現に至りました。
打ち上げスケジュール
めだか盆栽の打ち上げは、2023年10月15日の予定で、予備日は16日と22日です。打ち上げ地点は南相馬市が候補として挙げられていますが、当日の天候によって変更される可能性があります。
参加者へのリターン
打ち上げ時には、めだか盆栽にスピーカーがつけられ、「めだかの唄」が成層圏で流れる予定です。地上と宇宙での音の変化を録音し、そのCDを支援者の皆様にお届けします。
このプロジェクトは、メダカの美しさと共に、福祉の可能性を広げる新たな挑戦です。ぜひ、参加してみませんか?