AIと薬局業務の連携
2021-05-10 12:00:04

東大発のAI技術と三菱電機が協力で薬局業務の負担を軽減

東大発のAI技術が薬局業務をサポート



最近、東京大学発のヘルスケアAIベンチャーであるmediLabが、三菱電機ITソリューションズとの業務提携を発表しました。この提携により、利用者の負担を軽減し、患者へのサポート業務を強化する画期的なシステムの提供が可能になると言います。

新たなクラウド処方箋読取サービス「mediLab AI」



mediLab AIは、AIを活用した処方箋入力支援システムで、保険薬局での業務効率化を目指しています。従来の業務では、処方箋の情報を手作業で入力するため、多くの時間と労力がかかっていましたが、mediLab AIを導入することで、この負担を大幅に軽減できます。

同システムは、AIによる高精度な処方箋読取機能を提供し、セキュリティを重視したクラウドサービスの形式をとることで、導入コストを抑えつつ、迅速なサービス改善が実現しています。これにより、ユーザーのフィードバックに基づいた改善が数日単位で行われ、常に最新のサービスを受けられることが可能になります。

業務提携の意義



この提携により、両社はそれぞれの強みを活かして、より多くの薬局に対して、高品質なサービスを提供し、顧客満足度の向上を目指します。具体的には、三菱電機ITソリューションズが展開する保険薬局システム「調剤 Melphin/DUO」との連携により、薬局の業務がよりスムーズに行えるようになります。

この「調剤 Melphin/DUO」は、処方箋の入力から監査チェック、ネットワーク接続までを一貫して行えるシステムで、既に多くの薬局で導入されています。

mediLab AIの特長



mediLab AIの大きな特徴の一つは、AIと人間の得意分野を明確に分けて設計されている点です。AIは薬剤の詳細な情報や変更点を迅速に読み取ることが得意ですが、人間は多様な表現を理解するのに長けています。このように、AIができることはAIに任せ、人間が得意な部分を活かすシステムが構築されています。

このアプローチにより、薬局スタッフはより多くの時間を患者と向き合うことができ、医療サービスの質を向上させることが期待されています。

今後の展望



地域連携薬局や専門医療機関との連携が求められる中、株式会社mediLabと三菱電機ITソリューションズの連携は、今後の薬局業務の変革を促す重要な取り組みとなります。両社はさらに協力し、各薬局のニーズに応じたサービスの提供に注力していくことで、業務の効率化を図っていくとしています。

詳細情報や問い合わせについては、以下のリンクをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社mediLab
住所
東京都新宿区四谷1-2-5ヒグチビル 5階
電話番号
070-8404-3198

関連リンク

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