西日本・九州へのインバウンドを促進
株式会社商船三井さんふらわあ(社長:牛奥 博俊、本社:東京都千代田区)は、観光業界に新たな風を吹き込むべく「西のゴールデンルートアライアンス」に参加し、インバウンド誘客の取り組みを強化しています。今年の2月5日、神戸市で開催された共同記者発表では、関西から九州にかけての魅力を発信するため、自治体や企業との連携を強化し、特に意欲的な船旅の提供が強調されました。
船旅の新たな展望
登壇した同社の役員は、西日本と九州を結ぶフェリーサービスの重要性について触れ、「当社グループは、地域の魅力を創出し発信してきた」と語りました。この発表では、2024年度から関西発の九州行きの運航便数が増加することが明らかにされ、昼間に瀬戸内海の美しい景色を楽しむ「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」が新たな船旅の魅力となっています。この取り組みを通じて、観光客に多島美の体験を提供し、西日本の隠れた魅力を知ってもらうことが目標です。
「西のゴールデンルート」の目的
「西のゴールデンルート」とは、西日本と九州の各地域が一体となり、観光資源の発信とプロモーションに取り組むプロジェクトです。インバウンド観光が急速に回復する中、より多くの人々に魅力を感じてもらうために設立されました。商船三井さんふらわあは2025年1月にこのアライアンスに加盟し、これまで積極的に地域と連携した取り組みを行っています。
今後の展開
今回の発表を契機に、同社はインバウンド誘客の促進と船旅の魅力を広めるため、官民協力による様々なプロモーションを展開する予定です。特に、各自治体との連携を強化し、観光客にとって魅力的な旅の選択肢を提供します。地域連携を通じて、九州の新たな観光名所や特色ある体験を多くの人に伝えていくことが重要とされており、さらなる魅力的な船旅を提供するための努力が続きます。
今回の発表を受けて、商船三井さんふらわあは引き続き、地域の魅力を伝え、観光客を惹きつける取り組みを加速することで、旅行業界全体の活性化を目指します。観光客にとって特別な体験となることを期待し、新たな航路での旅を心待ちにする方々に喜ばれるサービスを提供していくことで、さらなる発展を遂げることでしょう。
詳細については、公式のホームページや「西のゴールデンルート」のサイトをご覧ください。