富士薬品が玉野市と締結した3つの協定
株式会社富士薬品は2025年2月12日、水曜日に岡山県玉野市と3つの連携協定を締結しました。この取り組みは、地域の安全・安心な暮らしの実現を目的としており、特に災害時や高齢者支援、気候変動への対応に重点を置いています。
1. 災害時における医薬品供給協定
災害時の医薬品供給協定は、大規模自然災害や地震が発生した際に、医薬品の無償提供などを通じて、地域住民の生活を早期に安定させることを目的としています。平常時からの情報交換を重視し、災害に備える体制を強化します。これは、災害時には迅速な支援が不可欠であり、医療面でのサポートを行う姿勢を示しています。
2. 地域の見守り活動に関する協定
次の協定は、高齢者世帯や障がい者世帯、単身世帯の見守り活動に関するものです。富士薬品の配置薬営業員が日常の営業を通じて、地域における異変を敏感に察知し、市が定めた基準に従って迅速に報告する仕組みが整備されます。これにより、地域での問題を早期に発見し、適切な支援が行われることを期待しています。
3. クーリングシェルター指定に関する協定
気候変動への対応として、特に熱中症予防に関連したクーリングシェルターの指定に係る協定を結びました。これは、「熱中症特別警戒アラート」が発出された際に、玉野市内に位置するドラッグストアで避難場所を提供するものです。この取り組みは、地域住民の健康を守る重要な手段です。
協定に込められた思い
これらの協定は、玉野市が掲げる安全で災害に強いまちづくりの方針にフィットし、市民の生活を支える意義深い一歩となります。市は地域の防災計画に基づき、住民や民間事業者との協力を図ることで、地域の安全を確保しようとしています。また、富士薬品は「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと、地域に密着したサービスを展開しています。
富士薬品の背景
富士薬品は1930年に創業され、医薬品の研究開発や製造から販売までを手掛ける企業として成長してきました。配置薬販売を核に、全国に広がるドラッグストア「セイムス」を展開し、地域に根差した事業を行っています。特に、玉野市内では約1,000件の家庭や企業にサービスを提供しており、その活動が地域支援に繋がることが評価されています。
まとめ
このたびの協定締結は、富士薬品が玉野市と共に地域の住民の安心・安全な暮らしを実現し、福祉向上に寄与することを目指す取り組みの一環です。今後もこのような協定を進めることで、地域社会とのつながりを一層強化していくことでしょう。地域住民への支援を通じて、富士薬品は「元気な生活」を支え続けていくことが期待されます。
会社概要
株式会社富士薬品は、埼玉県さいたま市に本社を置き、医薬品の配置販売を行いながら、ドラッグストアや調剤薬局を通じて地域に貢献しています。公式サイトは
こちら。