子供たちの数学力を競う「すらら国際DMC2025」表彰式の様子

すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025、成功裏に終了

株式会社すららネットが主催する「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」が、国内外から多くの生徒が参加する中、盛況のうちに開催されました。このコンテストは、2025年9月24日から11月15日までの期間にわたり実施され、特に注目を集めたのが11月22日に行われた表彰式と国際交流イベントです。

国際数学力競技の重要性

「すらら国際DMC」は、算数および数学力の向上だけでなく、挑戦することの大切さや努力が結果につながるという経験を提供することを目的としています。これは、2017年から続く取り組みで、世界のさまざまな国々から参加者を募っています。今年は日本、インドネシア、スリランカ、フィリピン、エジプト、カンボジアなど、6か国から3,400名以上の子どもたちが競い合いました。

特に、すららネットが開発した「Surala Math」教材を用いた学習が参画生徒に行われており、彼らの基礎計算力や数学的思考力の向上に寄与しています。子供たちがこのプログラムを通じて目標に挑戦し、成功体験を得ることは、自信や自己肯定感の育成にも大いに影響を与えています。

競技内容と部門

コンテストは2つの部門で構成されており、一つは「マス計算」。これは、参加者が各学年に応じたマス数を用いて計算の正確性と速さを競うものです。もう一方は「算数/数学テスト」で、こちらではさまざまな数学的思考力を試す問題に挑戦します。

国際決勝には、国内予選を勝ち抜いた281名が参加しました。11月22日にはオンラインでの表彰式が行われ、参加者たちが健闘を称え合う素晴らしい瞬間が展開されました。一方、グループ分けによるクイズも行われ、異なる言語が飛び交う中での楽しい交流の時間が持たれました。

表彰式のハイライト

表彰式では、ZOOMやYouTubeを通じて多くの観客が参加し、興奮冷めやらぬ中で各種受賞者が発表されました。特に「100マス計算」の中学生部門で1位を獲得したのは、スリランカのH.D.Jayani Nethmini Pereraさん。彼女は素晴らしい成績を収め、「毎日努力した成果が実りました」と喜びを語ってくれました。

また、もう一つの注目は「SRJ Award」で、こちらはスリランカのR.K.Induwara Rajarathnaさんが受賞。賞を代表して株式会社SRJの中田亮介氏が出席し、受賞者への祝いの言葉を述べました。「努力が結果に結びついたことは素晴らしい。これからも自分の力を信じて挑戦し続けてほしい」と述べ、参加者たちを励ましました。

参加者の声

さらに「算数/数学テスト」の分野では、インドネシアのAlysha SyakiraさんがSUKEN Awardを受賞しました。彼女は昨年に引き続きの快挙で、自身の成長を実感していると話しています。この成功に至るまでは、彼女も多くの困難を乗り越えてきたことでしょう。

このように「すらら国際DMC2025」は単なるコンテストに留まらず、友情や国を超えた交流の場として、参加者たちの記憶に深く刻まれることとなりました。

結論

コンテストを通じて、子供たちは算数や数学に対する興味を深め、自主的な学びの姿勢を養ったことでしょう。今後も「すらら」はこのような国際的な取り組みを続け、教育の未来を広げる助けになっていくことを期待しています。生徒たちの挑戦が新しい時代の教育に繋がり、未来のリーダーとしての素質が培われることを願っています。