滋賀県東近江市が近江鉄道線の存続に向けたクラウドファンディングを開始
滋賀県東近江市では、地域にとって非常に重要な交通手段である近江鉄道線を守るため、クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げ、寄附の受付を始めました。このプロジェクトは、株式会社アイモバイルが運営するふるさと納税サイト「ふるなび」を通じて行われています。
プロジェクトの概要
プロジェクト名は「未来へつなぐ。日本で最古級の『近江鉄道線』を守りたい!!」。滋賀県東近江市は、創立から120年以上を誇る日本でも有数の私鉄、近江鉄道線の存続に向けて様々な取り組みを進めています。かつては年間1,000万人以上が利用していたこの鉄道線ですが、現在の利用者数はその半分以下にまで減少しています。その結果、経営面においても厳しい状況が続き、赤字が続発しています。
近江鉄道は、走っている時の音から「ガチャコン電車」と親しまれ、地域の移動に欠かせない存在です。しかし、近年の利用者減少により、その存続が懸念されています。こうした背景の中で、沿線の自治体や市民は、近江鉄道の存続をかけて再生への挑戦を行っています。
令和6年4月1日には、近江鉄道は「新生近江鉄道」として新たにスタートを切ることが決まり、東近江市はその管理機構と連携し、鉄道線を次世代に残すための寄附を募っています。
寄附の使い道
寄附金は、近江鉄道線の安全な運行を維持するための設備の整備や修繕、さらには地域を活性化させるイベントやキャンペーンの企画・運営に使われる予定です。この取り組みにより、地域の皆が安心して近江鉄道を利用できる環境を整えることが期待されています。
東近江市の魅力
滋賀県東近江市は、鈴鹿山脈から琵琶湖にかけての美しい自然に恵まれ、近江商人や聖徳太子の歴史的な文化も色濃く残る場所です。近畿最大級の耕地と清らかな水が育む近江米や近江牛といった返礼品が魅力的なポイントです。ぜひふるさと納税を通して、その魅力を堪能してみてください。
ふるなびとは
「ふるなび」は、全国の市町村に寄附金を集めることで地域の活性化を支援するふるさと納税サイトです。最近では、ユーザーの利便性向上のためにスマートフォンアプリ「ふるなびアプリ」をリリースし、さらには提携先の飲食店やホテルで使えるポイント型返礼品「ふるなびトラベル」の提供をはじめました。現地で地域の魅力を十分に感じられる新たな取り組みが進行中です。
まとめ
滋賀県東近江市の近江鉄道線を守るためのこのクラウドファンディングプロジェクトには、地域の皆さんの協力が必要です。このプロジェクトを通じて地域の皆が近江鉄道をより身近に感じられるよう、ぜひご支援をご検討ください。ふるさと納税を通じて、私たちの未来を支える力となりましょう。