株式会社SHIFTが提供する新たなアジャイルコンサルティングサービス
株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大)は、企業のアジャイル成熟度を全方位から強化する「アジャイルコンサルティングサービス」の提供を開始しました。このサービスは、SHIFTが過去に参画した1,000件以上のアジャイルプロジェクトでの蓄積された知識を基にしており、プロダクト開発だけでなく、企業文化の変革にも対応しています。経営層から現場の担当者まで、それぞれのポジションに必要なサポートを行い、アジャイル型経営や組織の成熟度を向上させることを目指しています。
アジャイル導入の背景
近年、AIやデジタル化が進展する中で、企業は急激なビジネス環境の変化に直面しています。このような不安定な状況下では、アジャイル手法が注目されていますが、導入していない企業では「組織文化」と「従業員の意識」が導入の壁になっているケースが多く見受けられます。
SHIFTは2017年からアジャイルQA支援を開始し、さらにアジャイル人材の育成を進めてきました。これにより、さまざまな業種の企業に対してアジャイル開発を支援してきた実績があります。今回のサービスは、その知見をフルに活用し、企業が予測困難な環境においてもビジネスを成長させるための利活用を促進する目的で始められました。
提供するアジャイルコンサルティングサービスとは
「アジャイルコンサルティングサービス」は、SHIFTが長期間をかけて培った知識とノウハウを活用し、独自に開発した「アジャイル変革フレームワーク」をもとに展開します。このフレームワークは、各企業の課題に応じてプロダクト開発から文化的な変革までの幅広いサポートを提供します。
アジャイルプロジェクトの強化に必要な要素として、SHIFTが定義した「Eight Keys」に基づいています。
Eight Keysの要素
1.
開発環境 - 毎日のリリースが可能な現代的な開発環境の構築
2.
組織 - プロダクトオーナーやテックリードへの権限の委譲
3.
経営 - 経営資源の柔軟な配分
4.
マインド - 環境変化への迅速な対応能力の向上
5.
文化 - プロダクト戦略の浸透
6.
評価 - 事業KPIに基づいたエンジニアの評価システム
7.
採用 - エンジニアリングスキル基準の設計
8.
コミュニケーション - 密なコミュニケーションを促進する環境の確保
導入の流れ
サービス導入は以下のステップで構成されています。
1.
アジャイルクイック診断を実施し、チームの現状を可視化し、課題を洗い出します。
2. SHIFTのエキスパートがプロジェクトチームや関係者にヒアリングを行い、実際のプロジェクトの観察を通じて、課題を精緻化します。
3. その後、改善策を提案し、課題解決に向けて伴走します。
このように、SHIFTのアジャイルコンサルティングサービスは、企業が直面するさまざまな課題に対してフルスコープで対応し、アジャイルの浸透を図ります。これは、品質に対する厳格な基準を設けた「SHIFT Quality Framework for Agile」に基づいて進められるため、高い水準でのプロジェクト推進が可能です。新しいアプローチの中で、ビジネスの進化を促進させる全ての企業にとって強力なパートナーとなることでしょう。
株式会社SHIFTについて
SHIFTは、エンタープライズ領域におけるソフトウェアの品質保証とテストサービスを基盤に成長を続けてきました。そのビジョンは「無駄をなくしたスマートな社会の実現」であり、ビジネスの構築から運用、マーケティングまで、ITに関するあらゆる課題を解決する支援を行っています。公式サイトでは、提供するサービスの詳細が掲載されています。