マクセルが誇る新しい全固体電池モジュール
マクセル株式会社は、塩化チオニルリチウム電池(ER電池)と同等のサイズを持ち、かつ高い性能を誇る全固体電池モジュールの開発を発表しました。これにより、産業機器やIoT関連のデバイスにおける電池の新たな選択肢として、この全固体電池モジュールが期待されています。
ER電池の課題
現在、ER電池はスマートメーターやIoTセンサー、産業機器のバックアップ電源として広く使われていますが、一度使い切るタイプの一次電池であるため、定期的な交換が必要とされています。また、使用済みの電池の廃棄に関する課題も避けられない現状です。そこで、マクセルはそのニーズに応える新しい電池システムの導入を目指しました。
全固体電池モジュールの特長
新たに開発された全固体電池モジュールは、直径17.9mm、高さ50mmという汎用的なER電池サイズに対応しており、量産品の全固体電池「PSB401010H」を8個搭載することで、合計35mAhの容量を実現しました。さらに電圧を3.6Vに変換し、内部に充電回路を備えているため、5Vの充電に対応することができます。
このモジュールを使用することで、電池交換頻度が大幅に減少し、メンテナンスの工数も削減できることが期待されています。特に産業現場においては、長期間の稼働が可能となり、生産性の向上にも寄与するでしょう。また、使用済み電池の廃棄量が減少するため、環境負荷の低減にも貢献することが期待されています。
展示会でのデモ
この全固体電池モジュールは、2026年1月21日から1月23日まで東京ビッグサイトで開催される「AUTOMOTIVE WORLD 2026」に出展され、実際にデモンストレーションが行われる予定です。興味のある方は、一度現地でその性能を体験してみることをお勧めします。
マクセルの未来
マクセルは今後、信頼性や耐熱性、出力、そして大容量の4つの要素を兼ね備えた電池の開発を進めていくとしています。さらに、全固体電池とワイヤレス給電やエナジーハーベスティング技術との統合を目指し、社会的な課題を解決するための取り組みにも力を入れていく方針です。
これにより、持続可能な社会の実現に向けた新しい電池技術が重要な役割を果たすことでしょう。将来の電池技術に期待が高まります。
詳細情報
詳細については、マクセルの公式Webページをご覧ください:
全固体電池Webページ
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