気候変動と石坂産業
2022-03-14 17:00:04
石坂産業、気候変動対策に取り組む日本初の企業として誓約署名
石坂産業、初の「気候変動対策に関する誓約」署名の意義
石坂産業は、持続可能な社会の実現に向けて「Zero Waste Design」をビジョンに掲げ、環境保護へ向けた様々な取り組みを行っています。この度、同社が「気候変動対策に関する誓約」(The Climate Pledge)に署名したことは、国内企業として初の快挙とされています。
再生可能エネルギーの導入
同社は2021年12月からすべての電力を再生可能エネルギーに切り替え、更に2022年にはトヨタの新型燃料電池自動車「MIRAI」を営業車両として導入しました。これにより、事業全体で温室効果ガスの排出削減を目指し、持続可能なエネルギーの活用を進めています。この取り組みは、バリューチェーン全体でのネットゼロカーボン達成に貢献しています。
定期的な温室効果ガスの計測
同社は、気候変動対策において、排出量を定期的に測定し、その結果を報告することを約束しています。これにより、持続可能なビジネスモデルの構築を進め、透明性のある運営を目指しています。
脱炭素化戦略の実施
「Zero Waste Design」の取り組みの一環として、石坂産業は、効率化や再生可能エネルギーの利用、原材料の削減などを通じて、パリ協定に基づく脱炭素化戦略を実行しています。具体的には、ビジネスの変革や新たなイノベーションを進め、今後も持続可能な未来に向けた道筋を描いていく考えです。
オフセットの考慮
さらに、石坂産業は、定量化可能で本質的なオフセット施策を講じ、残りの炭素排出をカーボンニュートラル化し、2040年までには年間の炭素排出量を実質ゼロにすることを目指しています。これにより、企業活動と社会の調和を図り、持続可能な環境を次世代へ引き継いでいく意義深い取り組みです。
環境教育フィールド「三富今昔村」
石坂産業が運営する「三富今昔村」は、持続可能な地球を目指す資源循環の重要性を学ぶための環境教育フィールドです。不法投棄された廃棄物を回収し、地域の自然と文化を再生することで、一般の方々に自然の大切さを伝えています。敷地は東京ドーム約4個分の広さで、季節ごとに様々な教育プログラムが用意されています。
このように、石坂産業は持続可能な未来に向けた具体的な行動を展開しており、他企業への良い見本となることでしょう。今後の同社の取り組みから目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
石坂産業株式会社
- 住所
- 埼玉県入間郡三芳町上富緑1589−2
- 電話番号
-
049-259-5800