焼津市で始まった「在宅避難型」まちづくりの新たな挑戦
静岡県焼津市で、南海トラフ地震に備えた新しい防災型住宅プロジェクト「レジリエンスパーク」が始まります。この取り組みは、地域の防災力を高めることを目的としており、特に「自宅を避難所にする」という理念のもとに設計された住宅が特徴です。全7区画からなるこの新しい分譲地のモデルとなる黒石モデルハウスも登場し、そして2026年の造成完成を見据えた計画が進行中です。
在宅避難型住宅の必要性
焼津市は南海トラフ巨大地震の被害想定地域に位置しています。このような地域において、発生する地震やその後の停電・断水・避難所不足といった問題に対応するため、在宅で生活を続けられる住居の重要性が高まっています。橋本組は、地域の暮らしを守る役割を果たす企業としての責任を強く認識しており、住宅単体の性能を向上させるだけでなく、全体の防災力を高めることを目指しています。
レジリエンスパークとは
「レジリエンスパーク」は、災害時でも生活を続けることができる住宅性能を標準とする新しいまちづくりです。高性能住宅の提供に留まらず、地域全体の防災機能を強化することを目的としています。特に、パナソニック ビルダーズ グループの一員として、この取り組みは進められています。
構想の原型
このプロジェクトの理念は、2025年10月に黒石エリアにオープンしたモデルハウスが基盤となっています。ここでは、太陽光発電や蓄電池、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に加え、制震システムや貯水タンクなどを導入し、停電時や断水時でも自立した生活を送れるような設計が施されています。
中根新田分譲地の特長
中根新田の分譲地では、「自宅を避難所にする」というコンセプトを重視しており、全区画に制震システム「テクノダンパー」を設置します。これにより、地震による建物への被害を抑えられるだけでなく、発生後も安定して住み続けることができる住まいが構築されます。また、太陽光発電と蓄電池が標準装備され、停電時でも自立した電力を確保することが可能です。
代表取締役社長の思い
橋本組の代表取締役社長、橋本真典は「私たちは、建物を単に“建てる”だけでなく、その使用者の『暮らしを守る』責任があると考えています。南海トラフ地震のリスクを抱える地域において、分譲地全体での防災力向上を目指し、未来の安全な生活を築いていきます。」と述べています。この言葉からは、企業としての強い理念と、地域への深い愛情がうかがえます。
分譲地の概要
- - 所在地: 静岡県焼津市中根新田
- - 区画数: 全7区画
- - 造成完成予定日: 2026年5月下旬
このように、「レジリエンスパーク」は焼津市における新しいまちづくりとして、地域住民の未来の生活に向けての重要な一歩を踏み出しました。地域全体で防災意識を高め、持続可能な暮らしを実現するためのこの取り組みは、今後も注目されることでしょう。