UNROOFとcommpost、新たな価値を創造するコラボレーション
ファッションの未来は、私たちがどのように資源を活用するかにかかっています。今、注目されているのは、株式会社ボーダレス・ジャパンの革製品ブランドUNROOFが、アーバンリサーチが展開するサーキュラーエコノミープラットフォームcommpostとコラボレーションした新たなカードケースです。この商品は、未利用資源を使って新たな価値を生み出すことを目指しています。
コラボレーションの背景
アパレル業界では、途方もない量の廃棄衣料が発生しています。この問題を解決するため、commpostは独自の技術で廃棄衣料を再利用し、循環型社会の実現に取り組んでいます。そしてUNROOFも、革製品制作過程で発生する廃材の有効活用方法を模索し続けてきました。両者は、「廃棄されるはずの素材から価値を再生する」という共通のビジョンを持ち、その理念が共鳴したことで、今回のコラボレーションが実現しました。
商品詳細
- - 商品名: 別注カードケース
- - 品番: CCA3-2BG001
- - 価格: ¥4,400(税込)
- - カラー: Dark, Brown, Bordeaux, Navy
- - 発売日: 2025年12月5日(金)
- - 販売店舗: URBAN RESEARCH DOORS 新潟万代ラブラ2店、二子玉川ライズ店、アトレ川崎店など
このカードケースは、ユニークな素材を使用して製作されています。具体的には、アーバンリサーチで発生する廃棄衣料と、UNROOFが使用するイタリア革「プエブロ」の端材が融合しています。この組み合わせにより、環境への負荷を軽減しながら新しいアイテムを生み出し、持続可能なファッションの未来を見据えています。
商品特徴
1.
素材へのこだわり
フラップ部分には、名門バダラッシカルロ社製の植物タンニン鞣し革「プエブロ」を採用。和紙のような手触り感に加え、使い込むほど深みのある艶感が楽しめます。本体には廃棄衣料から再生されたシボ感のあるリサイクルファブリックが使用されています。このように、異素材でも同系色でまとめることで、上質さとユニークさを両立しています。
2.
使いやすさを追求した設計
本体のポケット部分には蛇腹構造を採用。フラップを開けると自動的にポケットが広がる仕様になっており、名刺約25枚を収納可能です。視認性・取り出しやすさにも優れ、日々のビジネスシーンでの利用を考慮した設計となっています。
UNROOFについて
UNROOFは、障がいがある人々が持つ可能性を尊重しながら、多様な個性を生かしたものづくりを進めています。2017年に設立され、東京都に工房を構えるこのブランドは、障害者手帳を持った職人たちが活躍中です。手作りによる革製品を通じて、天井のない社会の実現に向けて活動しています。
commpostについて
commpostは、ファッション業界から新たな環境意識を生み出すことを目指しています。このプラットフォームは異業種との連携を通じて企業の廃棄物や未利用資源を循環させ、持続可能な社会を築くことに貢献しています。
まとめ
UNROOFとcommpostのコラボレーションによるカードケースは、廃棄物がどのように新しい価値を生み出すのかを示す素晴らしい実例です。サステナブルなライフスタイルに関心がある方は、ぜひ2025年12月5日に新しいアイテムを手に取ってみてください。