アイキューブドシステムズのワンビ買収へ向けた合意
2024年11月29日、遠隔データ消去技術のリーダー、ワンビ株式会社が株式会社アイキューブドシステムズとの間で公開買付けに合意したことを発表しました。この取引により、両社はそれぞれの技術を融合し、より安全で効率的なデータ管理ソリューションを提供していく方針です。
公開買付けの詳細
本公開買付けは2024年12月2日から12月27日までの期間に実施され、1株あたりの買却価格は1,200円、買付予定数は350,000株に設定されています。これにより、アイキューブドシステムズはワンビの持株数を47.43%増やすことを目指しています。
本取引はワンビの株式上場廃止を意図するものではなく、東京証券取引所の上場は維持される計画です。この点は、両社の株主にとっても安心材料となるでしょう。
新たな価値を提供するために
アイキューブドシステムズは、モバイルデバイス管理(MDM)サービス「CLOMO MDM」を展開しており、企業や教育機関、医療機関など多岐にわたる組織でその技術が活用されています。一方、ワンビの遠隔データ消去技術は特にWindowsデバイスに強力なセキュリティ対策を提供しています。この二つの技術が組み合わさることによって、盗難や紛失のリスクを大幅に軽減し、より包括的なデバイス管理ソリューションが実現します。
経済発展への貢献
両社は、この提携を通じて資源を集約し、市場の変化に迅速に対応できる体制を整えることを目指しています。また、あらゆる産業において、安心して情報端末を利用できる環境を築くことで、日本経済のさらなる発展に寄与する方針を示しています。
企業情報
- - アイキューブドシステムズ (URL: i3-systems.com) では、エンタープライズクラウドとスマートデバイスを利用するための技術を開発・保有しており、法人向けのスマートデバイス環境を提供しています。
- - ワンビ株式会社 (URL: onebe.co.jp) は、データ消去技術を用いた情報漏洩防止ソフトウェアの開発を行っており、特に盗難や紛失への対応に力を入れています。
この度の公開買付けに関する詳細は、各社の適時開示をご確認ください。