新入社員の意識調査
2025-12-05 13:30:04

新入社員の将来への展望と育成の課題が浮き彫りに!意識調査2025

新入社員の意識調査2025:新たな傾向と育成の課題



株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)では、2024年から2025年に入社した新入社員と、その育成に関わる上司や先輩社員を対象に「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2025」を実施しました。この調査は2016年から続き、今回で10回目を迎えるものです。

調査の目的と背景



本調査の目的は、新入社員の「働き方」に対する価値観や期待を明らかにすることと、指導者側の考えを対比させて、世代間の意識や行動の違いを分析することです。Z世代やミレニアル世代、氷河期世代、バブル世代など異なる世代の考えが交差する中で、指導者自身の成長実感や良い育成者の特徴を掴むことも重要な要素です。

調査結果の概要



1. 新入社員の就社志向



調査の結果、新入社員の約70%が「現在の会社で働き続けたい」と回答しました。これは調査開始以来最高の数値であり、20年比で21%も増加しています。この結果からは、安定した雇用を求めつつ、成長したいという意識が強い新入社員の姿が見受けられます。

2. 新人ガチャの実感



調査対象者の中で48.1%が「希望する部署や勤務地に配属されなかった」と感じ、67.3%の指導者が「新人ガチャ」を体感していることがわかりました。これにより、育成担当者の「育成疲労」が深刻であることも明らかになりました。

3. ITスキルの不足



在宅勤務が多い新入社員の約57.7%が「感情が介入する人間よりも生成AIの方が効率的に学べる」と感じている一方で、仕事における課題として「パソコンやITスキルの欠如」が常に上位に位置しています。この結果は、デジタルネイティブと称される世代であっても、ビジネスの基礎となるITスキルの習得が急務であることを示しています。

調査担当者の見解



現場で見られる「育成疲労」を乗り越えるためには、指導者と新入社員の双方が学び合う環境を作ることが重要です。キャリア意識を高めながら、企業が個々の「ありたい姿」を理解し支援することが、新入社員の成長に繋がると考えられます。

まとめ



今回の調査結果は、若手社員が育成される環境においてどのような課題が存在するのかを浮き彫りにしました。自社の新入社員育成において、この結果を活かすことが今後の組織の成長に寄与するでしょう。調査報告書は無料でダウンロード可能であり、さらなる具体的なデータや提言がまとめられています。


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会社情報

会社名
株式会社日本能率協会マネジメントセンター
住所
東京都中央区日本橋2-7-1東京日本橋タワー9階
電話番号
03-6362-4800

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