「オペラ『メデア』」日本初演がついに実現!
2023年に日生劇場が開場60周年を迎えることを記念し、日本初演のオペラ『メデア』が上演されることが決定しました。本公演は、5月27日(土)と28日(日)の2日間、東京都千代田区にある日生劇場で行われます。一般発売は2023年2月2日(木)11時からスタート。
この作品は、作曲家ルイージ・ケルビーニによって1774年に創作されたオペラで、ギリシャ悲劇を原作にしています。特に「劇的音楽の頂点」と評される本作は、歌姫マリア・カラスが主役を演じ、その後復活を遂げたという背景を持っています。メデアの壮絶な復讐劇が、ケルビーニの美しい音楽にのせて展開される様子は、観客をぐっと引き込むことでしょう。
公演の詳細
- - 公演名: 日生劇場開場60周年記念公演NISSAY OPERA 2023『メデア』
- - 日時: 2023年5月27日(土)・28日(日) 各日14:00開演(開場は開演の30分前)
- - 会場: 日生劇場(東京都千代田区有楽町 1-1-1)
- - 料金: S席 12,000円、A席 10,000円、B席 8,000円、学生席 3,000円
(全て税込、学生席は2023年4月27日(木)11時からの販売)
今回の公演には、指揮を国際的に活躍する園田隆一郎氏、演出を演劇界の重鎮栗山民也氏が担当し、岡田昌子さんや中村真紀さんなど実力派の歌手たちが日生劇場に集結します。幅広い演技力と高い歌唱技術が求められる本作だからこそ、観客は圧倒されることでしょう。
演出の意気込み
演出を担当する栗山民也氏は、「『メデア』は表と裏、悲劇と喜劇、愛と憎しみ、正気と狂気が交差する作品です。作品に込められた永遠のテーマを皆様と共有できるよう、心を込めて制作したい」と語りました。
特設ページとインタビュー
さらに詳しい情報やチケット購入は、日生劇場の特設ページで確認できます。また、園田隆一郎氏と中村真紀氏のインタビューもWebマガジン「ONTOMO」で掲載中です。本作がどのように人間の本質を映し出すのか、ぜひご覧ください。
日生劇場は1963年から多くのオペラを上演し、多数の実力派の歌手やスタッフが集まる場となっています。国内外の一流の公演をリーズナブルな価格で楽しめるNISSAY OPERAを通じて、より多くの方にオペラの感動が伝わることを願っています。ご来場を心よりお待ちしています。