大分県の初のソーシャル・スタートアップ基金、4つの事業が支援を受ける
2025年3月4日、東京都港区に本拠を置く公益財団法人日本フィランソロピック財団は、「大分発!ソーシャル・スタートアップ基金」の第一回助成先を発表しました。この助成プログラムには、地域社会の課題を解決しようとする革新的なビジネスアイデアを持つ4つの事業が採択されました。助成総額は8,470,022円となり、2025年4月から2026年3月の期間での活用が予定されています。
助成先一覧
選ばれたのは、以下の4つの団体とその事業です。
1.
アップソイルカンパニー株式会社(大分県大分市)
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事業名: 別府温泉熱を活用した「土の循環プラットフォーム」
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助成金額: 221,590円
2.
特定非営利活動法人こんぺいとう企画(大分県別府市)
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事業名: 障害・病気の方向けの学習ライタースクールと就労メディアサイト
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助成金額: 3,000,000円
3.
50S(ゴーマルエス)合同会社(大分県大分市)
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事業名: 「そなえナビ」(仮)TKB分類で自主防災組織の備蓄課題を解決
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助成金額: 2,249,000円
4.
湯治ぐらし株式会社(大分県別府市)
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事業名: 「温泉効果測定サービス」ビジネスモデル確立のための実証調査
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助成金額: 2,999,432円
これらの事業は、大分県におけるソーシャルビジネスの発展を支援し、地域内での課題解決や経済活性化に寄与することを目的としています。
ソーシャル・スタートアップ基金の目的
大分県には、社会問題や地域特有の課題に対処するために創業したソーシャルビジネスが多数存在しています。この基金は、これらの団体が持つ革新的なアイデアを実現する手助けをするものであり、研究や開発の段階での支援を行います。行政の支援を受ける機会も増えてきている大分県ですが、それに伴い多くの課題も浮上しています。資金調達や事業環境の整備など、さまざまな問題に直面しているこれらの新興企業が、さらなる成長を遂げるためには、持続可能で充実したサポートが不可欠です。
このソーシャル・スタートアップ基金は、大分から新たな技術やサービスを生み出し、地域経済に新しい風を吹き込むことを目指しています。
お問い合わせ先
助成に関する詳細やその他のお問い合わせについては、公益財団法人日本フィランソロピック財団の代表メールアドレスにご連絡ください。
- - メールアドレス: info(at)np-foundation.or.jp
※ (at) は @ に置き換えてください。
日本フィランソロピック財団は、2020年に設立され、社会貢献を目的とした寄附を活用して、さまざまな助成や奨学金制度を運営しています。同財団は、人々の「おもい」を形にし、未来に向けた豊かな社会の実現を目指しています。
詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください:
日本フィランソロピック財団ウェブサイト