ソラリスの革新技術
2022-02-28 10:30:02
注目の株式会社ソラリスが2022国際ロボット展で示す革新技術とは
株式会社ソラリス、2022国際ロボット展に出展
2022年3月9日から12日まで開催される「2022国際ロボット展」にて、株式会社ソラリスが今注目の革新技術を披露します。本展では、特に技術革新が求められる業界に対する提案として、2つの特徴的なロボットを展示します。具体的には、高粘度流体の搬送を行う蠕動運動ポンプロボットと、独自の動きを実現するミミズ型ロボットです。
先進的な蠕動運動ポンプロボット
蠕動運動ポンプロボットは、独自開発の人工筋肉を用いて腸管の自然な動きと同様の蠕動運動を模倣しています。この技術は、化学品や食品製造の現場において、高粘度の流体や固液混合物の搬送を可能にし、様々な業界での省力化と効率化を実現することが期待されています。特に、内容物に優しく、柔軟な運用が可能である点が特長です。
このロボットは、デリケートな材料の搬送にも対応し、配管の詰まりの予防や解消に役立つため、幅広い用途で活用が見込まれています。さらに、株式会社LIXILと中央大学の共同研究による特許技術に基づき、カスタマイズされているため、その性能は信頼性が高いです。
ミミズ型ロボットの革新
さらに、ミミズ型ロボットは、その名の通り、ミミズの動きを模倣したデザインで、狭い配管内を自立で走行する能力を持ちます。この技術により、従来のロボット機械では達成が難しかった小口径の配管(内径100mm以下)へのアクセスが可能になりました。特に、90度の曲がりや垂直方向での走行もでき、複雑な管内でもしっかりと機能する動力を提供します。
このミミズ型ロボットは、空気圧人工筋肉を装備しており、その動力源としての防爆性の高さが特長で、また大きな牽引力を利用することで、様々な環境下での作業を可能にします。
2022国際ロボット展の詳細
「2022国際ロボット展」は、最先端のロボット技術が一堂に会するイベントです。開催場所は東京ビッグサイトで、ソラリスのブースは東7ホールのE7-13です。アクセスは、りんかい線「国際展示場駅」から徒歩約7分、またゆりかもめ「国際展示場正門駅」からは徒歩約3分です。参加は無料ですので、ロボット技術に興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
株式会社ソラリスについて
株式会社ソラリスは、2017年に設立され、中央大学のバイオメカトロニクス研究室の研究成果を基盤にした大学発ベンチャー企業です。生物や生体機能の影響を受けたソフトロボティクスの最前線で、独自の技術を持っています。
同社のコア技術である高出力かつ軽量な空気圧人工筋肉は、今後のロボット技術の発展において重要な役割を果たすことでしょう。ソラリスの展示を通して、将来的なソフトロボット技術の実用化と、それがもたらす新しい可能性に触れることができる貴重な機会です。
ソラリスの最新の技術革新を知り、業界における新たな潮流を感じ取るためにも、「2022国際ロボット展」への参加をお勧めします。
会社情報
- 会社名
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株式会社ソラリス
- 住所
- 東京都板橋区東山町14-13
- 電話番号
-
03-5615-9560