シャープ、最新RFIDコントローラ「DS-60MU」を発表
シャープ株式会社は、新たなRFIDコントローラ「DS-60MU」を発売することを発表しました。この製品は、マイクロ波(2.45GHz)とUHF帯(920MHz)の二つの周波数帯に対応しており、自動認識技術が求められるさまざまな分野での活用が期待されています。
RFID(Radio Frequency Identification)技術は、無線通信を利用して電子タグの情報を非接触で読み書きできるため、鉄道分野をはじめとした多くの分野において、その優れた安全性や省人化を実現するための重要な技術として活用されています。シャープの新コントローラは、これまでの技術をさらに進化させており、多くの利点を兼ね備えています。
主な機能と特長
このRFIDコントローラは、パソコンやPLCなどの上位システムとの連携が可能で、アンテナやリーダライタ(アンテナが内蔵されているもの)と電子タグ間のデータの送受信を一元管理します。特に鉄道用途においては、車両や線路に設置された電子タグから情報を取得することで、ホームドアの開閉や車庫への出入管理をスムーズに行えるよう設計されています。
1. 二つの周波数帯に対応
主な特長として挙げられるのは、マイクロ波とUHF帯の二つの周波数帯に同時に接続が可能な点です。マイクロ波は高速移動体の識別に最適で、UHF帯はWi-Fiとの干渉が少ないため、それぞれの特性を活かした運用が実現されます。また、同一周波数帯での接続も最大2台まで対応するため、柔軟にシステムを構築することが可能です。
2. 通信速度の向上
更に、USB-CやLAN(イーサネット)といった新しいインターフェースに対応したことで、上位システムとの通信速度が従来機と比べて10倍以上に向上しています。これによって、リアルタイムでのデータ処理が可能となり、業務の効率化につながるでしょう。
3. 簡単な配線作業
加えて、電線を挿し込むだけで接続できるプッシュイン方式のコネクタが採用されており、工具を使わずに短時間で接続が可能な設計になっています。これにより、設置時のスピードアップと、大幅な作業負荷の軽減が期待されます。既存のRFID環境からの置き換えもスムーズに行えるので、長期間にわたる運用が可能です。
結論
RFID技術があらゆる場面での自動化を進化させる中、シャープのRFIDコントローラ「DS-60MU」は、革新的な機能を持ち、今後の発展が強く期待される商品です。鉄道分野での導入はもちろん、様々な業界での利用が見込まれるこの製品は、我々の日常に新しい価値をもたらすでしょう。詳細については、シャープの公式サイトをチェックしてください。
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