兼松株式会社が『日経統合報告書アワード2024』で優秀賞を受賞
兼松株式会社が日本経済新聞社の主催による「日経統合報告書アワード2024」にて優秀賞を受賞しました。この栄誉は、昨年に続いて2年連続の受賞であり、業界内での評価の高まりが感じられます。今回は496社・団体が参加し、特に優れた報告書が選ばれる中、兼松はその独自性と経営戦略を強く打ち出しました。
優秀賞を支えた統合報告書の内容
兼松の「統合報告書2024」は、2024年4月から開始された新たな中期経営計画「integration1.0」に基づき、事業の目指す姿を含めた重要な要素が凝縮されています。報告書は特に次の2点に焦点を当てています:
1.
兼松グループの独自性の高い無形資産
2.
グループ一体経営の強化
これらの要素により、兼松グループの持つ強みや競争力を明確にし、今後の成長戦略へとつなげようとしています。
無形資産の重要性
無形資産は現代企業において重要な役割を果たしていますが、兼松では、特に「人的資本」「知的資本」「社会関係資本」を重視しています。これらの資産は、兼松が形成してきた重要な要素であり、企業の持続可能な成長には欠かせません。
報告書では、これらの無形資産の紹介とその相関関係についても詳しく説明されています。兼松がどのようにしてこれらの要素を強化し、企業価値を向上させていくのかが明確になっています。
グループ一体経営の推進
また、兼松はグループ一体経営の強化にも注力しています。2023年10月には社長直轄の組織「グループ成長戦略推進室」が新設され、その具体的な機能や役割についても報告書に記載されています。この組織は、全社的な成長戦略を促進し、各部門が協力するための架け橋として機能する予定です。
今後の展望
兼松グループは、引き続きこの統合報告書を株主や投資家を含むすべてのステークホルダーとの対話のツールとして活用する意向です。情報開示の充実を図り、企業価値の向上に努めていくとしています。
最後に、兼松の「統合報告書2024」を通じて、企業の透明性や経営の姿勢がどのように示されているのかを確認し、今後の成長を期待していきましょう。
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兼松株式会社 広報室
電話:03-6747-5000