自治体AI zevoに新しい生成AIモデルが登場!
2025年6月27日、シフトプラス株式会社が提供する「自治体AI zevo」で、新たに生成AIモデルのGemini 2.5 Flash-Liteが利用可能になりました。この更新により、自治体業務におけるAIの利用がさらに進化します。
Geminiとは?
Geminiシリーズは、Googleによって開発された大規模言語モデルであり、その中でも最新のGemini 2.5 Flash-Liteは特に低レイテンシなユースケース向けに設計されたバランスの取れたモデルです。コンテキストウィンドウの入力が1048576、出力は65536という仕様を持ち、様々なタスクに対応する能力があります。
今回の導入で自治体AI zevoは、以前から利用可能だったChatGPTやClaudeとあわせて、Geminiシリーズの選択肢が豊富に揃うことになりました。これにより、自治体のニーズに合わせた生成AIの利用が促進されることでしょう。
Gemin 2.5 Flash-Liteの特長
新しく追加されたGemini 2.5 Flash-Liteは、思考対応が可能なAIモデルであり、生産性の向上や業務の効率化を実現します。自治体AI zevoを通じて、全ての利用自治体で追加料金なしで使用できるため、コスト面でも安心です。
ただし、デフォルトでは「利用禁止」となっており、組織管理者の許可を得る必要があるため、導入の際には注意が必要です。この新モデルが自治体のさまざまな課題を解決する手助けとなることが期待されています。
付帯サービスの提供
「自治体AI zevo」を契約すると、ビジネスチャットツールLGTalkのアカウントも提供されます。このツールは無害化機能など、セキュリティに重視した設計がされており、チャット上から直接生成AIを利用することが可能です。また、トライアル版として10アカウントまで利用できるオプションも用意されています。
さらに、LGWAN専用の音声認識AI「eRex」との連携も可能で、eRexを通じて生成AIの利用をシームレスに行うことができます。これにより、会議の文字起こしや情報の要約がより簡単に行え、業務の負担を軽減します。eRexに関しても1ヶ月間の無償トライアルがあるため、まずはお試しで使ってみることをおすすめします。
自治体AI zevoの今後の展開
シフトプラスは、今後も「自治体AI zevo」における生成AIモデルの追加を進め、さらに便利で多様な用途に対応できる環境を提供していく予定です。地域の課題解決や業務効率化に寄与するため、自治体との連携を強化し、様々な機能を追加していく方針です。興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
自治体向けのAI技術は進化を続けています。自治体AI zevoや新たに導入されたGemini 2.5 Flash-Liteを通じて、業務のデジタル化が進むことで、地域の活性化に繋がることを期待しましょう。