アーシャルデザインとヒト・コミュニケーションズ、業務提携でIT人材不足解消に挑む
株式会社アーシャルデザインと株式会社ヒト・コミュニケーションズの2社が、IT人材不足の問題に立ち向かうべく業務提携を結びました。この提携の目標は、両社が持つ強みを活かしてリカレント教育事業を立ち上げ、IT分野での人材育成を促進することです。
日本のIT人材不足の現状と背景
近年、日本におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が進み、多くの企業がこの流れに乗ろうとしていますが、同時にIT人材の不足が喫緊の課題となっています。経済産業省の調査結果によると、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予測されており、この問題が企業や社会基盤に深刻な影響を及ぼす可能性があります。特に、IT業界へのキャリアチェンジを望む未経験者や異業種の人材がスムーズに移行できる環境が求められています。
業務提携の具体的な取り組み
今回の提携により、アーシャルデザインは自身のIT/DX教育支援プラットフォームを活用するとともに、ヒト・コミュニケーションズが独自のカリキュラムを開発します。ヒトコムは、未経験者を対象に現場での実践を通じて無償で教育を提供し、最短で6ヶ月の期間を経て実践的なスキルを身に付けることができます。これにより、未経験者がIT業界に足を踏み入れるための新しい道筋が開けるでしょう。
リスキリング支援の拡大
アーシャルデザインは、すでにスポーツに関連したキャリア支援を行い、27,000人以上の人材育成に成功しています。この実績を基に、IT人材育成の取り組みを拡大していく計画です。来年2024年にはB.LEAGUEのサポーティングカンパニーにも就任し、プロアスリートに特化したリスキリング支援も始める予定です。
このように、アーシャルデザインはIT人材の育成を進めつつ、社会全体の人材育成に貢献するプラットフォームの拡充を目指しています。IT人材不足という課題を解消するために、今後も両社は力を合わせて取り組んでまいります。
新たなアスリートエンジニア文化の提供
具体的には、アーシャルデザインは「AthleteAgent-TECH」事業を通じて、元競技経験者をITエンジニアとして育成することに力を入れています。このプラットフォームは、ウェブ開発エンジニアやSalesforceエンジニアを集め、企業の開発ニーズに対応する汎用的なスキルをシェアし、DX化を促進します。
2030年までにITエンジニアが80万人不足すると言われる中、アスリートという新たな人材をIT領域に取り込むことで、新たなエンジニア市場の創出を目指しています。そして、著名な教育システム「FALCON」を通じて未経験者がITエンジニアになる道を開いています。
企業としてのビジョン
アーシャルデザインは、スポーツとビジネスを融合させることで社会に新たな価値を提供するスタートアップです。これまでも10,000名以上のアスリートのキャリアを支援し、2020年にはアスリートとITエンジニアの適性に焦点を当てた事業をスタートさせました。2022年にはクラウド教育システムを開発し、100名以上のアスリートにITエンジニアとしての道を提供しています。
これからもアーシャルデザインは、スポーツの力を利用して人々の可能性を広げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを継続していきます。
会社概要:
アーシャルデザインは、東京都渋谷区を拠点に、社会にイノベーションをもたらす事業に取り組んでいます。資本金は1億円、設立は2014年です。企業の成長に貢献するとの理念のもと、今後もさまざまな取り組みを進めていく予定です。
- - 代表者: 小園 翔太
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