株式会社アデランスは、2023年6月14日に「2023パラアート TOKYO 第10回国際交流展」のアデランス賞を受賞した作品『樹々の中』(作者:村木慧さん)を本社11階受付に展示することを発表しました。
アデランスは、視覚障がい者向けのメイクパレット『BLINDMAKE UD パレット』の開発など、障がい者の方々の社会参加を支援する活動に積極的に取り組んでいます。2021年から「パラアート TOKYO」のオフィシャルサポーターとして、アートを通じた障がい者の社会参画と国際交流を推進しています。
今回の展示は、アデランスが障がい者アートへの支援を継続していく決意を示すものです。
『樹々の中』は、緑を画用紙に載せたことから生まれた作品で、絵具をつけた歯ブラシで網を擦る際に発生した失敗から生まれたというエピソードがあります。村木さんは、「絵を描くことで心が和む」と語り、作品が治療にも役立っていることを明かしました。
アデランスは、『樹々の中』を本社受付に展示するだけでなく、2022年アデランス賞受賞作品『なかま』(大山陽菜さん作)も合わせて展示しています。さらに、CSRコミュニケーションレポートと2025年会社カレンダーの表紙にも採用する予定で、障がい者アートの認知度向上にも力を入れています。
アデランスは、今後も多様な個性を受け入れるインクルーシブな社会の実現を目指し、障がい者の方々の経済的自立と社会参加を支援する活動を行っていくことを表明しました。
なお、アデランスは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しており、事業を通じて社会課題の解決に貢献していくことを目指しています。