福祉現場のDX化推進
2024-07-09 11:58:09

福祉現場のDX化を加速!ダイアロゴスとエヌ・ゲートが業務支援システムを共同開発

福祉現場のDX化を加速!ダイアロゴスとエヌ・ゲートが業務支援システムを共同開発



一般社団法人ダイアロゴス(大阪市西区)と株式会社エヌ・ゲート(福岡市博多区)は、障害福祉サービス事業者向けの業務支援システムの共同開発を発表しました。この連携により、両社は障害を持つ人々の就労支援に新たな価値を提供することを目指しています。

エヌ・ゲートが提供する「プロジェクトRIN」は、事業所の運営支援を目的としたクラウドシステムです。勤怠管理、記録作業、利用者の状況管理など、多岐にわたる機能を備え、情報の一元化やペーパーレス化による業務効率化を支援します。

そこにダイアロゴスが開発中のジェノグラム作成ツール「GENOMAKER(S)」が組み込まれ、利用者基本情報にジェノグラムが追加できるようになりました。

「GENOMAKER(S)」は、サービス利用計画書や個別支援計画の作成を支援するツールです。利用者の家族構成、周囲の人々、専門機関など、社会的関係を視覚的に表現するジェノグラムやエコマップをWebブラウザ上で簡単に作成できます。登録不要で誰でも利用できるため、様々な事業所で活用されています。このツールは、就労支援事業所の利用者によって開発されたという点も特筆すべきです。

両システムの連携は2024年6月21日から開始されました。これにより、事業所は利用者の背景をより深く理解し、個別化された支援計画の策定に役立てることができます。障害を持つ人々が社会や職場において、よりやりがいや意欲をもって働くための支援を強化し、一人ひとりの状況に合わせたきめ細やかな支援の提供を可能にします。

ダイアロゴスの代表理事である坂根匡宣氏は、「この提携を通じて、障害を持つ人々が自分の能力を最大限に発揮し、社会の一員として活躍できるよう支援していきたい」と意気込みを語っています。エヌ・ゲートの代表取締役である岩下直樹氏も、「最先端の技術を用いて、障害福祉サービスの質の向上に貢献できることを嬉しく思う」とコメントしています。

今回のプロジェクトは、障害福祉サービスにおけるデジタル技術の活用を推進し、より良い支援体系の構築を目指す重要な一歩となります。両社は、この業務提携を契機に、障害を持つ人々の社会参加を支援するための新たなソリューションを提供していくことを約束しています。

※当社は、障害の社会モデルの立場にたっており、障害の「害」の字は漢字で表記させて頂いています。

企業概要



一般社団法人ダイアロゴス

障害や生活困窮などで働きにくい方々への仕事づくりに向けて、就労継続支援事業所A型・B型を運営しています。事業所では、行政、民間企業等を顧客とし、WEBデザイン、メタバース空間作成、製菓及び販売、オークション代行など、幅広い事業を展開しています。

WEBサイト
ダイアロゴス: https://dialogs.jp/
ポリフォニー(就労継続支援事業所A・B型): https://polyphony.dialogs.jp/
ギフテッドスタイル(就労継続支援事業所B型): https://gifted.dialogs.jp/


株式会社エヌ・ゲート

障がい福祉サービス業向け業務支援システムの提供、ソフトウェアの開発・保守・インフラ整備等を行っています。同社が開発した業務支援システム「プロジェクトRIN」は、業務の効率化を実現する障害福祉サービス事業所に特化した業務支援システムであり、支援員に寄り添った操作性・仕様にこだわり、サービス全体の底上げを目指しています。

* WEBサイト: https://www.ngate.co.jp/


お問い合わせ



導入のご検討、製品の詳細等に関しては下記へお気軽にお問い合わせください。

プロジェクトRIN・GENOMAKER(S) お問い合わせ専用フォーム(リンク先ページ下部にあります)
https://develop.dialogs.jp/geno/index.html


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