エイチ・シー・ネットワークス、ジュニパーネットワークスのエリートパートナーに
エイチ・シー・ネットワークス株式会社(以下、HCネット)は、ジュニパーネットワークス製品のエリートパートナーに選ばれたことを発表しました。この決定に伴い、同社はジュニパー製品の取り扱いを本格化し、ネットワーキング事業のさらなる強化を図ります。
ジュニパーネットワークスの役割
ジュニパーネットワークスは、2025年7月からヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)の傘下に入り、「HPE Juniper Networking」としてHPE Aruba Networkingと共にネットワーキング事業を構成することに決定しました。これにより、HCネットはJuniper製品のエリートパートナーとして、より高度なサービスを顧客に提供できるようになります。
HCネットは既にAruba製品のゴールドパートナーであり、これまでの経験を活かしてJuniper製品を取り扱うことで、顧客のニーズに応じた幅広いソリューションを提供することが可能になります。
ネットワーキング事業の背景と目的
現在、ネットワーキング、ハイブリッドクラウド、そしてAIが複雑に融合する新たな時代の幕開けが見られます。HPEがJuniper製品を統合することで、近代的なネットワーキングスタックを含むクラウドネイティブかつAI駆動の製品ポートフォリオを構築できるようになります。これにより、HCネットは顧客の課題解決を「ネットワークのためのAI」と「AIのためのネットワーク」の両方から支援することができます。
今後の展開
HCネットは、まず無線LAN事業からAI搭載のクラウド管理型無線LAN「Mist」を用いたネットワークインテグレーションを開始します。また、マネージドWi-Fiサービスも検討しています。さらに、セキュリティ事業においては、既に提供している「Aruba SSE」に加え、Juniperのルーターやスイッチ、ファイアウォールを組み合わせたインテグレーションを行い、顧客におけるSASE環境の整備をサポートします。
HPEからのサポート
日本ヒューレット・パッカード合同会社の執行役員、事業統括本部長である本田昌和様は、「HCネットのエリートパートナーとしての選出を心から歓迎します。Juniper製品を通じてHCネットの技術力がさらに強化され、ネットワーキング市場のモダナイゼーションに寄与することを期待しています」と述べています。このようなサポートを受けて、HCネットは新たなビジネス展開に挑む姿勢を強調しています。
会社概要
日本ヒューレット・パッカード合同会社
- - 所在地: 東京都江東区大島2丁目2番1号
- - 設立: 1999年7月
- - 代表者: 望月 弘一
- - 事業内容: ITサービス・ソフトウェア製品の販売
- - URL: HPE
エイチ・シー・ネットワークス株式会社
- - 所在地: 東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル5F
- - 設立: 1981年7月
- - 代表者: 田中 宗
- - 事業内容: 情報ネットワークシステムの設計・構築・保守
- - URL: HCネット
このたびのエリートパートナー昇格を受け、HCネットはさらなる成長を目指し、魅力的なビジネスソリューションを提供していく方針です。今後の展開に注目が集まります。