TMJが強化する女性向けキャリアサポートの取り組み
株式会社TMJ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:丸山英毅)は、コールセンターをはじめとするバックオフィスサービスを手掛ける企業で、2023年から女性従業員を対象としたキャリアサポートの強化に乗り出しました。この取り組みは、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)を実現するための重要な施策の一環として位置づけられています。
女性向けキャリアサポート開始の背景
国内外で女性の活躍推進が求められる中、TMJでは2023年7月に「TMJサステナビリティ宣言」を発表しました。この宣言のもと、人的資本の重要性を再認識し、社内の意識と行動を変えるためのさまざまな対策を進めてきました。その中で特に注目されたテーマが「ジェンダーフリーの実現」です。これにより、2025年に男女比50:50での管理職登用を目指す「女性向けキャリアサポート」の取り組みを始めたのです。
初年度の研修を受けた女性従業員からは、88%が「キャリアに前向きになった」と回答し、キャリアアップを目指す意欲が7%増加しました。また、44%の上司が部下の意識や行動の変化を実感し、41%が新しい業務を任せる機会を与えたと報告しています。この結果は、組織全体の活性化に貢献したといえるでしょう。
インポスター症候群の解消へ
特に注目すべきは、女性が抱えがちな「インポスター症候群」の克服に寄与する成果です。この心理状態は、多くの女性が自身の成功を運や他者の支援に帰属させ、自分の実力を信じられない状況を指します。TMJのプログラムを通じて、多くの女性が「自分なりのキャリア形成」への自信を取り戻す手応えを感じています。
新たな支援体制の整備
昨年度の成功を受けて、TMJではさらに女性向けキャリアサポートのプログラムを充実させる方針です。2024年9月から株式会社OACDの榎並重人氏による「女性向けキャリアサポートプログラム」を再開し、自律と自己決定を重視した内容で、各自のリーダー像を明確にすることを目指します。
また、部長職以上の女性マネージャーとの「1on1コーチング」を新たに設け、若手社員への意識づけを図ります。これに加えて、上司向けには「女性部下育成&マネジメントサポートブック」の配布を行い、無意識による遠慮を取り除くための情報提供を進めます。
未来を見据えた取り組み
今後もTMJは、社会や取引先から「選ばれ続ける存在」を目指し、多様な人が自分らしく働ける企業環境の構築に力を入れます。DEIを推進し、すべての人々が公平にサポートされる場を提供することが、持続可能な成長へと繋がると信じています。これからのTMJの女性従業員向けキャリアサポートの取り組みに、引き続き注目が集まります。
公式サイト:
TMJ
株式会社TMJは、1992年に設立され、セコム株式会社の100%子会社として、クライアントのコールセンターの設計・運営から人材育成まで多様なサービスを提供しています。