湘南の風景を布で感じる！2025年ファブリックカレンダー登場

湘南の生活の魅力を布で表現

テキスタイル研究所[Casa de pano]が取り組む「SHONAN LOCAL TEXTILE Project」では、湘南の海辺暮らしから得た小さな喜びを布で表現し、日常生活に取り入れられる製品を発表しました。このプロジェクトの目玉は、2025年用のファブリックカレンダーと新作生地です。

地域の魅力を再発見

このプロジェクトは、テキスタイルデザイナーと地元の人々との協力により、湘南に根付いた文化や風景を表現することを目指しています。「美しい布を日常で楽しむプロダクトを作る」という理念の下、地域を象徴するモチーフがデザインに取り入れられています。住民たちの生活や湘南の自然の美しさが、ユーモラスに描かれている新作は特に注目です。

多彩なファブリックカレンダー

2025年の干支「巳」をテーマにしたファブリックカレンダーは、13色のバリエーションを展開し、そのうち7色は店舗限定となっています。レギュラーサイズはお弁当包みやバンダナとして、Bigサイズは風呂敷やピクニックシートとしても楽しむことができる、非常に便利なアイテムです。エノデン沿線の小さな店舗での出会いを楽しむこともこのプロジェクトの魅力の一つです。

展開とクラウドファンディング

プロジェクトは地域の魅力を国内外に広げる目的でも運営されています。湘南に関心を寄せる方々にも広くプロジェクトを知ってもらうため、クラウドファンディングのプラットフォーム「CAMPFIRE」でも支援を呼びかけています。これにより、地域の特性を生かした布製品を広めていく計画です。

新作生地の魅力

新作の捺染生地も注目されています。この生地は湘南にある捺染工場で制作され、2024年11月30日(土)と12月1日(日)にはテキスタイル研究所で開催される「海辺のテキスタイル展」で初披露される予定です。生地の特徴やデザインについての詳細は、展覧会で直接見ることができます。

テキスタイルデザイナーのプロフィール

デザイナーのYoko Yoshioka氏は、1997年に神奈川県で生まれ、2023年に東京造形大学の大学院を修了しました。彼女は多様な地域の特色を取り入れたデザインで知られており、特に物語性のあるパターンを用いた作品が評価されています。注目すべきは、大学での研究テーマである旅行をテーマにした観光カレンダーのような生地デザインが、今後の展示にも影響を与えるでしょう。