デジタルツインを実現する新サービス「SPLAT TWIN」
三重県いなべ市に本社を置く株式会社きもとが、今月開催する無料ウェビナーのテーマは、最新の3D空間データ作成サービス「SPLAT TWIN」と、その実現に関わる技術「ガウシアンスプラッティング」だ。この技術は、写真測量とデジタルツインのアイデアを組み合わせたもので、手軽に高品質な3D空間を生成することができる点が特長だ。
「SPLAT TWIN」を活用すると、これまで複雑な測量機器を用いる必要があった現場の3D化が、たった1枚の写真から可能になる。生成されたデータは軽量で、広域にわたる3D空間をサポートすることから、設備管理や保全、教育、遠隔点検、デジタルアーカイブなど、さまざまな業務に活用できるのだ。特に、建設業界や製造業、プラント、インフラ分野において、その効率化が期待されている。
ウェビナーでは、この新サービスの導入事例も紹介される予定で、参加者は具体的な活用方法についても学ぶことができる。特に、現場の3D化を進めたいと考えている業種の方や、点群データに困難を感じている技術者には必見の内容だ。
ウェビナーの詳細
ウェビナーは2025年11月11日(火)と11月12日(水)に、各日4回のセッションとして予定されている。参加費は無料で、事前予約が必要だ。Zoomを利用したオンライン形式なので、自宅やオフィスから気軽に参加できる。各回約1時間程度のプログラムで、以下のつくりが盛り込まれている。
1.
広域ガウシアンスプラッティングを作るSPLAT TWINとは
- 株式会社KOO 代表取締役 中村友氏が解説
2.
SPLAT TWINを使った社会的意義と事例紹介
- 株式会社きもとDigital Twin事業部 佐々木英人氏が解説
参加対象者
このウェビナーは特に以下のような方におすすめされている。
- - 建設・製造・プラント・インフラ業界で、3D化やデジタルツイン化を進めたいと考えている方
- - 点群データの取り扱いで課題を抱えている技術担当者
- - 新しい3D可視化技術やDX活用に興味を持っている方
ウェビナーに参加して、最新の技術や実績に触れ、デジタルツイン推進に繋がる新たな知見を得るチャンスを逃さないようにしたい。なお、参加希望者は、会社の公式ウェブサイトから事前登録を行う必要がある。
株式会社きもととは
株式会社きもとは、1949年に創業されて以来、70年以上にわたって高機能材料やデジタルツインの構築に必要な高精度データの作成を手掛けてきた企業だ。
現在も、様々な分野に向けた製品の開発や、高精度データの提供を行いながら、働き方改革や製造業のDXを推進することに力を入れている。機能性材料やデジタルツインに関しては、特に近年注目を浴びており、様々な企業との連携を深めながら新しい価値の創造に努めている。
さらに、三重県内の休耕地再生を目的とした農作物の生産・販売にも取り組んでおり、地域貢献にも力を注いでいる。
株式会社きもとの取り組みや新サービスについて、さらに詳しく知りたい方は、公式ウェブサイトを訪れてみて欲しい。
【公式ウェブサイト】
こちらから