植樹祭とその意義
2025年11月15日、岡山県鏡野町で「第9回 山田養蜂場 宮脇式植樹祭」が開催される予定です。この植樹祭は、地域の自然環境を再生するための重要な活動の一環として、毎年多くの参加者を迎えています。
主催するのは、岡山県苫田郡に本社を置く株式会社山田養蜂場。地域の後援のもとに行われるこのイベントでは、7,400本の苗木が植えられる予定で、参加者は先着400名が募集されています。参加費は無料で、お弁当やお茶、さらにはお土産も用意されているとのことです。
遊びと学びの場
ただ苗木を植えるだけでなく、この植樹祭は参加者にとって自然とのふれあいを楽しむ機会でもあります。特に注目すべきは、小さなお子様向けの「どんぐりの宝探し」企画です。色付けされたどんぐりを見つけた参加者には、山田養蜂場の人気商品がプレゼントされるという特典もあるので、子どもたちにとっても楽しい一日となるでしょう。
環境活動の背景
山田養蜂場は1999年から、養蜂業を営む企業として自然環境の保全に力を入れています。特に受粉を手助けするハチの存在が、私たちの生活や食に深く関与していることを認識し、持続可能な環境作りを企業の使命として掲げています。
これまでに植樹した樹木の本数は、国内外で累計2,361,385本に達しており、この成果は同社の継続的な努力を物語っています。また「宮脇式植樹」という手法は、故・宮脇昭氏が提唱したもので、自然植生に基づいた方法で植樹を行うことで、健康な環境を作り出すことを目指しています。
繋がる未来
地域住民や参加者が共に手を取り合って植樹活動を行うことで、一本一本の苗木が未来の森へと成長していく様子を想像すると胸が躍ります。10年後、20年後にはこの森がどれほど豊かな環境を育むのか、その未来を想像することは参加者にとっても貴重な体験となるでしょう。
山田養蜂場は、今後も「自然と人との共生」を企業理念に掲げ、地域密着の環境保全活動を推し進めていく方針です。生命を育む自然と共に生きる企業として、未来の世代に美しい地球を受け継ぐための取り組みを続ける決意を表明しています。
植樹祭の詳細
この植樹祭は事前申込みが必要となり、申し込みはWebの応募フォームから可能です。申込期間は2025年11月7日(金)まで、定員に達し次第受付終了となりますので、早めの申し込みをおすすめします。
植樹祭概要
- - 開催日時:2025年11月15日(土)10:00~12:30(受付9:30~)
- - 開催場所:岡山県苫田郡鏡野町馬場
- - 植樹本数:7,400本(アラカシ、ヤマザクラ、トチノキなど)
- - 参加費:無料(お弁当、お茶、お土産付き)
- - 特別企画:どんぐりの宝探し
交通アクセス
- - お車の場合:中国自動車道 院庄I.C.から約10分
- - 電車の場合:JR津山駅から車で約25分
自然環境を守るために、地域の皆さんで一緒に活動を楽しみましょう。この植樹祭が、地域の人々が一体となって未来の森を育てる良い機会となることを期待しています。