神戸市がデジタル人材育成を推進するAIアプリ開発イベントを開催！

神戸市が新たなデジタル人材を育成するチャンスを提供

2026年1月10日土曜日、神戸市が推進する学生向けデジタル人材育成プログラム「こうべデジタル活動部」が、さくらインターネット本社において、「はじめてのアプリ開発とわかるセキュリティ」というイベントを開催します。このイベントは、AIリスキル株式会社が運営するもので、初心者を対象にしたアプリ開発のワークショップです。特に注目されている「バイブコーディング（Vibe Coding）」を活用し、プログラミングやセキュリティの基礎を学べることが特徴です。

背景と目的

現代において、生成AIの急速な発展が見られる中、学生が「使う側」から「作る側」へシフトしていくことが求められています。しかし、多くの地方においては、実際に手を動かして学ぶ機会が不足しているのが残念ながら現実です。神戸市がスタートした「こうべデジタル活動部」は、こうした問題を解決し、地域における若いコーダーを育成するためのプラットフォームです。

このイベントでは参加学生が主体となり、現代のテクノロジーに触れることができるラーニングエクスペリエンスを提供することを目指しています。

イベントの詳細

- 日時：2026年1月10日（土）13:00〜17:00（予定）
- 会場：さくらインターネット本社「Blooming Camp」（グラングリーン大阪北館3F）
- 参加費：無料
- 対象者：大学生・専門学生（初心者歓迎）、中高生・若手社会人も可
- 定員：50名（先着順）
- 主催：神戸市（経済観光局新産業創造課）
- 共催：Blooming Camp

参加登録はこちらのリンクから可能です。

プログラム内容

イベントでは、オープニングの後、基調講演が行われる予定です。その後、学生エンジニアとして活動しているTaiyoさんとそらさんによるトークセッションが予定されており、AI時代における学び方やキャリアについての話が展開されます。

実践的なハンズオンセッションでは、セキュリティ体験のグループシミュレーションがあり、参加者が実際にCSIRTの役割を疑似体験できる機会を提供します。また、初心者でも短時間でアプリを制作できる機会も設けられています。最後には、登壇者やほかの参加者とのネットワーキングタイムも用意されています。この貴重な機会を通じて、参加者たちは互いに交流し合い、次のステップへのインスピレーションを得ることでしょう。

登壇者の紹介

- Taiyo（Sunrise AI）

音声型汎用AIエージェントを開発した大学生エンジニアで、学生コミュニティ「Sunrise AI」を運営しています。

- そら（gakuse.ai 代表）

法人開発や教育に多岐にわたる分野で活動している若手エンジニアで、初心者向けの解説が得意です。

今後のスケジュールと協力募集

「こうべデジタル活動部」では、2025年3月まで毎月のイベントを予定しており、さらなる多様なプログラムを展開する姿勢を示しています。また、企業や教育機関からの協力も求めており、講師やメンターとしての参加、会場提供や協賛などの形で関与していただける機関を探しています。興味を持たれた方はぜひお問い合わせください。

このイベントを通じて、若い世代のデジタルスキルの向上と将来の可能性を広げる一助になることを期待しています。