インフラエンジニア年収調査:OS基盤知識の影響が浮き彫りに
近年、インフラエンジニアの技術力と年収に関する実態調査が行われ、その結果、OSや基盤技術の知識が年収に大きく影響することが明らかになりました。この調査は特定非営利活動法人LPI-Japanが実施したもので、対象は110名のインフラエンジニアです。
OS/基盤技術が年収に与える影響
調査結果によると、約80%のインフラエンジニアが「OS/基盤技術の知識・スキルが年収に影響する」と認識しています。また、70%のエンジニアが「OS/基盤技術の知識不足がキャリアアップの壁になった」と感じており、これが技術者の成長を妨げている要因となっています。
年収600万円以上のエンジニアが増加
調査では、46.3%のエンジニアが年収600万円以上であると回答しました。年収の分布は以下の通りです:
- - 300万円未満:8.2%
- - 300万円以上~400万円未満:7.3%
- - 400万円以上~500万円未満:11.8%
- - 500万円以上~600万円未満:21.8%
- - 600万円以上:全体の46.3%
このように高年収の人材が多い一方で、年収1,000万円以上のエンジニアは、Linux/OSの仕組みを「深く理解している」との回答が42.9%に達するなど、教育の重要性が示されています。
学習の優先度と実態
エンジニアの78.1%が、「Linux/OS基盤技術の学習が年収アップにつながる」と答えているものの、実際の学習優先度は低い結果が得られています。特に、クラウド資格の取得が最も高く(49.1%)、Linux/OS基盤技術の学習は30.9%に留まっており、このギャップがキャリア開発の障害となっているようです。
具体的なキャリアアップへの影響
「OS/基盤技術の知識不足がキャリアアップを妨げた」との回答をしたエンジニアの70%が、「昇進・昇格の選考で評価されなかった」または「希望する案件にアサインされなかった」という具体的な例を挙げています。今後、教育機関や企業がこうした基盤技術への理解を深めるための取り組みを強化することが求められます。
まとめ
インフラエンジニアの年収は、OS/基盤技術の知識に大きく依存しています。しかし、実際の学習状況は十分ではありません。教育機関や自身の学習に対する意識を高めることが、今後のキャリアアップに繋がるでしょう。今後もこの分野における調査が進むことを期待しています。
本調査の詳細は
こちら。
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