塩尻市の自動運転
2024-07-09 14:14:10

塩尻市、自動運転レベル4運行の実証実験へ!地域公共交通確保維持改善事業費補助金に採択

塩尻市、自動運転レベル4運行の実証実験へ!地域公共交通の未来を拓く



長野県塩尻市は、国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)に3度目の採択を受け、2024年12月に自動運転レベル4運行の実証実験を実施することを発表しました。

塩尻市は、人口減少や高齢化が進む中、地域住民の生活の質向上を目指し、自動運転技術を活用した公共交通の利便性向上に取り組んでいます。今回の実証実験では、塩尻駅と塩尻市役所間を結ぶルートで、ティアフォー製のMinibusによる自動運転レベル4運行を実施。一般公道混在空間での走行実験を通じて、安全で効率的な自動運転サービスの実現を目指します。

自動運転レベル4運行の実証実験、その内容とは?



今回の実証実験では、ティアフォー製のMinibusを使用し、塩尻駅と塩尻市役所間を結ぶルートで、自動運転レベル4運行を実施します。

主な特徴は以下の通りです。

信号機連携: 実証ルート内11カ所の信号機と連携し、自動運転車両に信号機の色や残り時間などの情報を配信することで、安全な走行を支援します。
WEB予約システム: スマートフォン対応のWEB予約システムで、自動運転車両の予約が可能となります。
運行体制: アルピコ交通株式会社のドライバーと、自営型テレワーク事業「KADO」人材に運行オペレーションの技術を移転し、地域人材による運行体制を構築します。

実証実験を通じた地域社会の変革



塩尻市は、今回の実証実験を通じて、次世代交通がもたらす地域社会への影響を検証し、持続可能な公共交通システムの構築を目指しています。

具体的な目標としては、以下の点が挙げられます。

交通利便性の向上: 自動運転バスの導入により、高齢者や移動困難な人々にとって、公共交通へのアクセスが向上します。
交通事故の低減: 自家用車から公共交通への利用移行を促進することで、交通事故の発生件数を抑制します。
地域経済の活性化: 自動運転技術を活用した新しいサービスの創出により、地域経済の活性化を目指します。

多様な企業が連携し、未来の交通社会を創造



今回の実証実験には、塩尻市、一般財団法人塩尻市振興公社、アルピコ交通株式会社、アイサンテクノロジー株式会社、A-Drive株式会社、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社、株式会社ティアフォー、損害保険ジャパン株式会社、日本信号株式会社、三菱電機株式会社、KDDI株式会社など、様々な企業が参画しています。

これらの企業が連携し、それぞれの専門性を活かすことで、自動運転技術の実用化に向けた取り組みを加速させ、未来の交通社会の実現を目指しています。

塩尻市における自動運転技術の実用化は、地域住民の生活の質向上に大きく貢献すると期待されています。今後の展開に注目していきましょう。




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