bestatとリコーが業務効率を向上させる新たな取り組み
bestat株式会社が、リコーとの協業を発表しました。今回の連携によって、360度カメラ「RICOH THETA」を使用して生成した動画が、自動で高品質な3Dデータに変換される新しいクラウド型ソフトウェア「3D.Core」が提供されます。この技術は、特に建設業を中心に注目されています。
3Dデータの生成とその可能性
近年、建設業界では360度カメラの活用が進んでおり、リモート確認や工事現場の管理、安全対策など、様々な場面での利用が見込まれています。しかし、まだ多くの事業者は、得られたデータを有効に活用できていないという現状があります。一般的に、デジタルツインの構築には高品位の3Dデータが必要であり、その生成には手間がかかることが多いため、業務の効率化が求められています。
bestatは、東京大学の先端AI技術を活用し、これらの課題を解消するために「3D.Core」を開発しました。このソフトウェアは、RICOH THETAやiPhone などのデバイスから得られた画像や動画データを自動的に処理し、精密で高精度の3Dモデルを短時間で生成することが可能です。
コストと時間の削減
3D.Coreを使用することで、ユーザーは従来の手作業による手間から解放されます。ノーコードでのデータ管理が可能で、不要な部分のトリミングなど、簡単に操作できるインターフェースが特徴です。また、生成したデータはビューワー機能を通じて、特別なソフトウェアなしで即座に確認可能。これにより、チーム全体で迅速なコミュニケーションが実現します。
さらに、エンタープライズに求められる高品質なデータを実現するため、必要に応じて手動調整も可能です。この柔軟性は、各事業者のニーズに合わせたデータ活用を支援するものです。
声明と期待
bestatの代表取締役である松田尚子氏は、日本の建設業界が直面している労働力不足や老朽化したインフラの問題に言及し、3Dデータの活用によって「現場に行かずに現場を理解する」状態を実現できると期待を寄せています。
一方、リコーの技術開発室の小田巻氏も、bestatの技術が360度カメラの新たな活用を促進し、建築分野での革新をもたらすと分析しています。これにより、ユーザーはより高効率な業務遂行が可能になるでしょう。
まとめ
bestatとリコーの新しい取り組みは、360度映像を自動生成された3Dデータへと変換することで、建設業界における業務プロセスに大きな変革を生み出すことが期待されています。この連携によって、企業はより迅速で確実な業務運営を実現し、効率が飛躍的に向上することでしょう。今後の発展に注目が集まります。
会社概要
bestat株式会社
- - 本社所在地:東京都文京区本郷6-25-14
- - 代表者:松田尚子
- - サービス:クラウド型ソフトウェア「3D.Core」の提供、デジタルツイン構築支援
- - 公式サイト:bestat株式会社