AIとビジネスの融合
2025-09-18 12:17:57

AI技術を駆使した新たなビジネスサポート体制の確立

新たなAI技術でビジネスのROIを可視化



2025年8月27日、株式会社4COLORSと東大 松尾研発のスタートアップ、株式会社SCIENが共同で開発した先進的なAI技術が特許を取得しました。この新技術は、入力した業務課題に基づいてAIが瞬時にROI(投資対効果)を計算し、最適なデジタルトランスフォーメーション(DX)やソリューションパートナーを提案するものです。

開発の背景とその必要性



企業の現場では、課題解決に向けて多くの工数を要するのが現状です。商談の実施、提案書の作成、ROIの算出など、これらはすべて忙しいビジネスパーソンにとって大きな負担であり、事業推進のスピードを妨げる要因となります。特に多くの企業では以下のような課題が共通して存在しています。

  • - どの課題から手を付けるべきかわからない
  • - 投資対効果を明確に示せず、導入の目的が不明瞭
  • - デジタル人材の不足からDXの理解や運用計画が作成できない
  • - 提案準備や比較検討に必要な工数が膨大

これらの課題を解決すべく、4COLORSとSCIENはAIを駆使して、リアルタイムでROIを見える化し、適切なDXやソリューションパートナーを推薦するシステムを開発しました。この技術により、企業は商談や説明を省略し、稟議を迅速に通過させることが可能になります。

特許技術の特徴



この新技術の特許番号は7733890号で、主に以下の4つの機能で構成されています。これらは、企業が抱える課題を迅速かつ効果的に解決する助けとなるでしょう。

1. ROIツリー自動生成:投資や効果を階層的に可視化して、優先的に取り組むべき施策を特定します。
2. 深掘り質問アルゴリズム:必要な情報を選別し、最小限の入力で高精度な分析を実現します。
3. 単位自動変換エンジン:異なるコストや効果を共通の指標に自動変換し、比較が容易になります。
4. ROIリアルタイム算定:各候補ソリューションのROIを瞬時に算出し、ランキング形式で提示します。

この技術により、企業の意思決定プロセスを大幅に迅速化し、課題を一言入れるだけでAIエージェントがビジネス効果を伝え、スピーディーに解決策を提供する世界が実現されます。

今後の展望



この特許技術を活用することで、現場での課題を持つ企業と解決策を提供する企業が、互いに必要な「数字」とROIに基づいた「ストーリー」を結び付け、効果的かつ効率的な解決が可能となるでしょう。4COLORSとSCIENは、DXの課題を解決し、技術的な導入を容易にする未来を目指しています。

イベント情報



この新技術は10月8日(水)から10日(金)に幕張メッセで開催される「AI・人工知能EXPO(NexTech Week)」において紹介されます。来場予定の方々は是非、両社のブースに足を運び、最新のAIソリューションについて知識を深めていただければと思います。

  • - 日時:10月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00
  • - 会場:幕張メッセ 4~6ホール

AI技術を駆使し、課題の解決を一瞬で実現する4COLORSとSCIENの取り組みに、ぜひ注目してください。


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会社情報

会社名
株式会社4COLORS
住所
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-23-2TSプラザビルディング13階
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 神奈川県 横浜市 DX推進 4COLORS SCIEN

Wiki3: 神奈川県 横浜市 DX推進 4COLORS SCIEN

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