政策立案コンテスト
2023-08-14 15:00:01
学生たちが挑む政策立案コンテスト、未来を見据えた科学の議論
第25回 学生のための政策立案コンテスト
日本の未来を担う若者たちが、科学技術の重要性をテーマに政策提案に挑む「第25回 学生のための政策立案コンテスト」が開催されます。2023年のコンテストは、過去最多となる140名の全国から集まった学生が参加し、社会課題の解決に向けた真剣な議論が繰り広げられます。
参加する学生は、全国各地の大学から集まった方々で、例年の80名〜100名の募集枠を大きく上回る注目のイベントとして位置づけられています。各学生は5名ずつのチームを組み、合計で28チームが結成されます。それぞれのチームは、GEILスタッフのサポートを受けながら、政策立案を行います。スタッフはケースチェッカー(CC)とケアスタッフ(CS)として、立案活動や合宿生活のサポートを行います。
充実したサポート体制
参加者が効率的に政策立案に取り組めるよう、コンテストでは「ケースブック」を作成しています。この冊子には、政策や課題に関連するデータや情報がまとめられており、事前に知識を補強することができます。また、立案中も必要な情報をスムーズに探せるよう工夫されています。更に、交流促進や参加者への情報提供を通じて、円滑な議論ができる体制を整えています。
コンテストの中では、産学官の専門家によるヒアリングも行われ、学生が多角的な視点で独自の政策を提案する機会が与えられます。特に、8月29日と9月3日は、官公庁やメディア関係者にも公開されます。これにより、学生たちはリアルな声を基にした提案を練り上げることが期待されています。
特別講演やパネルディスカッション
コンテストの一環として、著名な講師たちが参加し、彼らの専門知識をもとにした講演や質疑応答が行われます。例えば、環境省の総合政策課長である小笠原靖氏が言及する環境問題や、若新雄純氏によるモデレーションのパネルディスカッションは特に注目されます。また、名立たる議員たちも応援を寄せ、科学技術の発展に寄与することを目的としています。
岸田文雄内閣総理大臣をはじめ、経済安全保障担当の高市早苗大臣や文部科学大臣の永岡桂子氏などからも祝意が示されています。これらの支持を受けて、学生たちは一層気合いを入れ、未来を見据えた提案に取り組むことが期待されます。
学生たちの熱意
参加する学生たちは、自身の視点から日本が直面する課題解決に真正面からアプローチします。彼らの想いや情熱は、科学技術の育成とイノベーションの推進に寄与するものです。この夏、学生たちが集い、互いに切磋琢磨する姿勢は、我が国の明るい未来を築く力となるでしょう。成果発表が行われる決選プレゼンテーション(9月3日、国立オリンピック記念青少年総合センター)では、学生たちの新たなイノベーションが期待されます。
本コンテストは、将来のリーダーを育成する重要な場として、多様性に富んだ議論が行われることが予想されます。若きボランティアたちが生み出す政策のアイデアが、未来の社会にどのような影響を及ぼすか、非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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学生団体GEIL
- 住所
- 東京都目黒区駒場3-8-1東京大学 キャンパスプラザb-105 学生団体GEIL
- 電話番号
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080-2132-1716