街のウェルビーイングを向上させる「みんまち™ Business」始動
TIS株式会社(以下、TIS)と株式会社大林組(以下、大林組)は、街のウェルビーイング向上を支援する「みんまち™ Business」で協業を開始しました。
大林組が推進する「みんまち™プロジェクト」は、スマートシティ事業の一環として、街を取り巻くさまざまなステークホルダーのニーズをデータで「つなげ」「たばねる」ことで、街に関わるすべての人がウェルビーイングになる社会を目指しています。
このプロジェクトでは、ユーザーが街に対する課題や要望を投稿して行政やサービス提供者に届け、イベント企画やサービス誘致、環境改善などに繋がる「みんまち™アプリ」を開発しました。TISは、このアプリの開発とバックエンドの仕組みを提供しました。
今回の協業では、「みんまち™アプリ」を企業向けにカスタマイズし、OEM化して展開する「みんまち™ Business」が誕生しました。企業は、「みんまち™ Business」を通じて、ユーザーのニーズを収集し、ウェルビーイング傾向を把握、そしてウェルビーイングに寄り添ったサービスを提供することが可能になります。
ユーザー主導の街づくりが実現するウェルビーイングな社会
TISは、ユーザー主導のデータ管理の重要性を提唱し、データと人という観点からウェルビーイングに取り組んできました。一方、大林組は、「Well-being for All」というビジョンを掲げ、持続可能なウェルビーイングな街づくりを目指しています。
「みんまち™アプリ」は、ユーザーが気軽に街づくりに参加し、ウェルビーイングな生活への気づきを発見することを目指し、以下の機能を備えています。
地図上の好きな場所やスポットに対してWISH(やりたいこと、要望など)を投稿する機能
他者が投稿したWISHの閲覧/応援できる機能
ウェルビーイング診断を通して自身のウェルビーイング傾向を把握する機能
ウェルビーイング傾向によるスポットやサービスのレコメンド機能
ユーザーアンケートでは、他者の投稿したWISHを閲覧/応援することで新たな気づきを得たり、自分の心身に合ったスポットをレコメンドされる点が評価され、アプリに対するニーズが確認されました。
企業とユーザーをつなぐウェルビーイングソリューション
TISと大林組は、「みんまち™ Business」を通じて、企業とユーザーをつなぐウェルビーイングソリューションを提供することで、ウェルビーイングな街づくりを支援していきます。企業は、「みんまち™ Business」を活用することで、ユーザーのニーズを的確に把握し、より良いサービスを提供することが可能になります。
ウェルビーイング産業の裾野を広げる
「みんまち™ Business」は、業界の垣根を超えたさまざまな方に利用いただくことで、ウェルビーイング産業の裾野を広げることが期待されています。TISと大林組は、「みんまち™ Business」を通じて、ウェルビーイングな社会の実現に貢献していきます。