次世代信用スコアリングの新たな可能性
mind palace株式会社が、この度一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)に加盟したことを発表しました。MindPalaceは、ブロックチェーン技術を駆使した次世代信用スコアリングシステムの研究と実装に取り組んでいます。特に、彼らの目指すデジタル信用基盤「Credit 2.0」は、従来のプロセスでは評価が十分でない若年層や個人事業主、Web3人材といった層に向けた新たな信用評価システムを提供することを目指しています。
BCCC加盟の背景
MindPalaceがBCCCに加盟した理由は、ブロックチェーン技術の発展と、それに伴う透明な信用評価基盤の必要性にあります。日本では、様々な理由で信用スコアが不十分な層が存在しています。信用スコアは一般的に金融機関によって行われるため、特定の条件を満たさないと評価されないことが多いのです。MindPalaceは、SNS行動データやオンチェーン履歴、DID/VC(分散型ID/検証可能資格)を活用することで、これらのスコアレス層に対し、新たな可能性を提示しています。
BCCCでの活動内容
加盟後のMindPalaceは、BCCCにおいて以下のような活動を行う予定です。
1.
信用・評価・ID領域の技術的整理
DID/VCやスコアリングモデルの標準化に貢献し、信用情報の透明性を高めます。
2.
既存制度との接続
ステーブルコインやDeFiといった新しい技術と、従来の金融制度や規制との接続ポイントを探求します。
3.
ガバナンスと実装可能性の議論
規制を遵守しつつ、ブロックチェーン技術の社会実装に向けた議論を進めることで、安全な運用の道を模索します。
代表取締役のコメント
会社の代表である沼間悠作氏は、MindPalaceの取り組みについて「SNSデータやオンチェーン履歴を活用した次世代の信用スコアリングの構築」に従事していると語ります。BCCCに参加することで、ブロックチェーン技術と既存の制度・規制との接続をシステマティックに整理し、信用、決済、ID領域におけるエコシステムの形成に寄与することを目指しているとのことです。彼は、BCCC会員との意見交換が非常に楽しみだと述べています。
MindPalaceとは
MindPalaceは、信用スコアリング、Web3・FinTech、AIリサーチを基盤に、個人のデジタル行動履歴を資産に変換するためのインフラを開発しています。公式サイト(
MindPalace)や公式X(
Twitter)でもその活動について情報を発信しています。
一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)について
BCCCはブロックチェーン技術の普及と関連産業の発展を目指す団体です。国内の主要IT企業や金融機関、スタートアップが参加し、技術情報の共有や提言を行っています。公式サイト(
BCCC)でも詳細が確認できます。
これからのMindPalaceの取り組みについて、さらなる注目が集まることでしょう。