パナソニック、燃料電池新製品
2024-07-03 15:04:14

パナソニック、純水素型燃料電池に新製品9.9 kWタイプ追加!発電能力2倍&設置制約緩和で脱炭素化を加速

パナソニックは、高純度の水素と空気中の酸素の化学反応で発電する純水素型燃料電池の新製品「PH3(三相三線タイプ)」を2024年12月から発売することを発表しました。

同社は、2021年10月に5 kWの純水素型燃料電池「PH1(単相三線タイプ)」を発売し、2023年6月には、PH1をベースにご要望の多かった三相三線出力に対応した「PH1+(三相三線タイプ)」を発売しています。

今回発売する新製品「PH3」は、お客様から寄せられた発電能力アップや設置制約に関するご要望に応え、最大発電出力を従来の5 kWから約2倍の9.9 kWまで高めました。さらに、発電出力を1 kW刻みで調整可能にすることで、自由な発電計画を立てることが可能となっています。

機器構成の見直しによりメンテナンススペースを大幅に削減し、設置制約の緩和も実現したことで、より幅広いお客様への提供が可能になりました。また、システム全体の構成を見直すことでイニシャルコスト(kW単価)を低減し、総点検停止までの期間を15年に拡大することで、ライフサイクルコスト(kWh単価)の低減にも貢献します。

パナソニックは、今後もお客様のご要望にきめ細かく対応し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて積極的に取り組んでいきます。同社が掲げる「Panasonic GREEN IMPACT」に基づき、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組みを進め、水素の本格的な活用という新たな選択肢を提案することで、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

新製品「PH3」の主な特長



1. 最大発電出力を約2倍にアップ
2. 出力調整機能により発電計画の自由度アップ
3. 設置自由度アップにより、幅広いお客様へご提案が可能

製品概要



製品名: 純水素型燃料電池 H2 KIBOU
品番: FC-H99RJR1P
発売年月: 2024年12月(予定)

※1 4 kW以上の出力で設定可能です。
※2 H2 KIBOUおよびH2 KIBOUのロゴは、パナソニック株式会社の商標として登録されています。

お問い合わせ先



パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 電材&くらしエネルギー事業部
電話:06-6908-1131(代表 受付 9:00~17:30)

関連情報



・2023年4月24日 プレスリリース「純水素型燃料電池5 kWライプのラインナップに新製品を追加」
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230424-3


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