兼松エレクトロニクス、鉄道技術展2025に出展
兼松エレクトロニクス株式会社(以下KEL)は、2025年11月26日(水)から29日(土)にかけて幕張メッセで行われる「第9回 鉄道技術展2025」に出展します。今回の展示では、鉄道分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と、それに伴う高度なセキュリティ対策をテーマに掲げています。
出展の目的
鉄道業界は、利便性や安全性の向上、運行効率の改善を図る中でDX推進が急務となっています。KELは、特に車両編成業務の効率化や最適化を図るためのソリューションを提案し、業界特有の課題に対応する製品・サービスを展示します。これに加え、OT(Operational Technology)セキュリティに特化した製品や、ランサムウェアからの早期復旧を可能にする統合プラットフォーム、さらには過酷な環境にも耐える堅牢なPCを展示し、サイバーセキュリティとフィジカルセキュリティを兼ね備えた対策の重要性を強調します。
展示ブースのテーマは「DX×セキュリティ両輪で鉄道の未来を支える」です。このテーマのもと、鉄道インフラの未来を築くためのソリューションを介して、業界関係者との直接的な対話を促進し、情報交換の場を設けます。
展示内容
展示内容には、以下の主要な製品やサービスが含まれます。
1.
車両編成業務の効率化&最適化 - KELが提供する「DELMIA Quintiq」によるソリューション。
2.
データ分析を活用した改善 - バーチャルでの試作や検討を通じたデータ駆動型のソリューション。
3.
OTサイバーセキュリティ - TXOne Networks社の製品を活用した鉄道業界向けのセキュリティ対策。
4.
ランサムウェア攻撃からの早期復旧 - Rubrik社製品によるシステムの保護。
5.
堅牢PCの紹介 - DELL Technologies社製品で、過酷環境下でも安定して稼働可能なPCを展開します。
重要インフラとしての責任
鉄道は、重要インフラとして社会的責任を負っています。近年、OTシステムがサイバー攻撃のターゲットとなる事例が多発しており、その影響は甚大です。KELは、鉄道業界の特有のニーズに応えることで、DXを安全に推進するために必要なセキュリティ対策を整えます。
展示会の詳細
出展概要は以下の通りです。
- - 日時: 2025年11月26日(水)~29日(土)
- - 時間: 10:00~17:00(最終日29日は16:00まで)
- - 場所: 幕張メッセ国際展示場 展示ホール4~8
- - ブース番号: E-32(展示ホール5)
- - 参加費: 一般2,000円(招待券・事前登録利用者は無料)、学生は無料(事前登録が必要)
業界関係者はもちろん、一般の方もぜひお越しいただき、KELの最新技術に触れてみてください。鉄道の未来を支えるための多彩な提案をお待ちしております。
鉄道技術展について
「鉄道技術展」は、2010年から毎年東京と大阪で交互に開催されている鉄道や交通関連の技術を一堂に集める催しです。業界関係者が集まり、商談や技術相談が行われる重要な機会であり、最新の技術やサービスを体験することができます。次回の2025年は東京での開催となり、KELもこの貴重な場で皆様とお会いできることを楽しみにしています。