リモートで学ぶ新しい手芸「ニット専攻」
2026年4月、学校法人佐藤学園ヒューマンキャンパス高等学校とヒューマンキャンパスのぞみ高等学校が新たに「ニット専攻」を開講します。このプログラムは、完全リモートでかぎ針編みを学べるという画期的な内容で、特にZ世代に人気がある手芸の世界に新たな風を吹き込みます。
人気デザイナーが講師に
本プログラムの講師には、元サンリオのデザイナーであり、今や人気手芸デザイナーとして名を馳せる寺西恵里子先生を迎えています。寺西先生は手芸や料理、雑貨のデザインに精通しており、その豊富な経験と知識を直接学べることがこのプログラムの大きな魅力です。
カリキュラムの充実
「ニット専攻」では、初心者でも安心して学べるカリキュラムが用意されています。手芸の基礎から応用技術まで幅広く網羅しており、特に「ねこ耳帽子」や「あみぐるみ」といった年間8種類のオリジナル作品を制作できる点が特徴です。このような活動を通じて、技術の習得だけでなく、自己表現の手段としての編み物の楽しさを体感できます。
オンライン授業の利点
完全リモート授業であるため、自宅にいながら自分のペースで学ぶことができます。また、専用カメラによって講師の手元を明瞭に確認しながら、針や毛糸の扱いを学べるため、初心者にはうってつけの環境です。編み図の読み解き方や、技術の習得はもちろん、最終的には自分のオリジナル作品を自由にデザインできる力を養うことを目指します。
ものづくりの楽しさを伝える
このプログラムの目的は、ただ編み物の技術を教えるだけではありません。参加者がものづくりの楽しみや達成感を実感し、将来的にはクリエイティブな職業に活かせるスキルを身につけることを目指しています。
さらに、最近のSNSブームや韓国アイドル文化の影響を受け、手芸の人気も高まっています。これにより、若者たちが手軽に編み物に挑戦する機会が増え、多くの支持を集めています。手を動かすリズムは心を落ち着け、リラックス効果も期待されるため、精神的な充実感も得られるでしょう。
寺西恵里子先生プロフィール
寺西恵里子先生は、サンリオで数々の子ども向け商品の企画・デザインを手掛けた後、自身のブランドを立ち上げ、多岐にわたるクリエイティブな活動を展開しています。著書も750冊を超え、非常に多才なプロフェッショナルです。カラフルで楽しい手芸の世界を届けてくれる彼女からの授業は、多くの参加者にとって貴重な経験となることでしょう。
おわりに
「ニット専攻」は全20の学習センターで開講され、全国どこからでも参加可能です。現在、体験授業も開催中で、興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてください。新しい手芸の形が、あなたの日常に彩りを加えるかもしれません。楽しみに待ちましょう。