日本旅行と損保ジャパンが挑む宇宙ビジネスの新時代

日本旅行株式会社と損害保険ジャパン株式会社が手を組んで、宇宙ビジネスの新たな扉を開こうとしています。この協業は、日本旅行の創業120周年を記念したプロジェクト「We are going to the Moon!」の一環として実施されます。このプロジェクトは、月に向けて人々の想いを届けることを目的としています。

背景：宇宙産業の行く先

宇宙ビジネスは、世界中で急速に成長を続けています。日本政府も2030年までに約1.2兆円の市場規模を倍増させる目標を掲げており、その注目度は日増しに高まっています。ロケット輸送サービスや人工衛星の通信・データビジネスなど、さまざまな事業が展開される中で、日本旅行は2020年に宇宙事業を専門に扱う部門を設けました。

日本旅行では、旅行業の枠にとどまらず、宇宙事業への取り組みを進めています。地上から宇宙空間への「安全で安心、快適な旅」の提供を目指しつつ、将来的には月への旅行の実現を目指す本プロジェクトを企画しました。メッセージを記録したディスクを月面に輸送することを目指しています。

パートナーシップの意義

損保ジャパンの参画により、プロジェクトは大きな進展を遂げています。協業のスタートとして、宇宙空間における輸送リスクの整理とそれに対する適切な対策が検討されています。月面への輸送活動に対する保険の組成は、このパートナーシップの重要な一歩です。

また、輸送事業者との調整に関するリスクに対して助言を提供するのは、SOMPOグループのSOMPOリスクマネジメント株式会社です。これにより、宇宙ビジネスにおける複雑なリスクマネジメントが円滑に進められています。

未来への展望

このパートナーシップを通じて得られる知見は、日本旅行が進める宇宙事業と損保ジャパンのリスクサービスの融合に役立ちます。今後は、新たなサービスの提供を目指して広範なリスク研究が進められ、宇宙ビジネスの拡大に貢献していくことが求められます。日本旅行と損保ジャパンの連携は、宇宙旅行の時代を切り開く重要な一歩となるでしょう。

お問い合わせ情報:

- 日本旅行宇宙事業推進チーム　担当: 保母・中島　メール: [email protected]
- 損害保険ジャパン株式会社航空宇宙旅行産業部　担当: 阿保・川田　メール: [email protected]