契約業務の革新が始まる!
NIPPON EXPRESSホールディングスの子会社、株式会社NXワンビシアーカイブズは、電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」と、ワークスアプリケーションズのクラウド型ワークフローサービス「HUEワークフロー」とのAPI連携を2025年5月28日に開始することを発表しました。この連携により、企業は社内申請から契約締結、保管までの一貫した流れをデジタル化し、業務効率を大幅に向上させることが可能です。
連携の概要
HUEワークフローは、押印申請や備品購入など多様な社内稟議をデジタル化することで、ペーパーレス化と情報の一元管理を実現するクラウド型サービスです。新たに開始されるWAN-Signとの連携では、HUEワークフロー上で承認された契約書が自動的にWAN-Signに連携されるため、自社内での電子署名や契約書の送信、締結、保管をシームレスに行えます。この仕組みによって、契約業務にかかる時間を削減し、ペーパーレス化を推進することが可能となります。
さらに、システム環境の設定も簡易化されており、特別なスキルやシステム開発を必要とせず、ブラウザ操作だけで設定ができます。これは、中小企業を含む幅広い企業にとって大きなメリットとなるでしょう。
ワークスアプリケーションズからのエンドースメント
ワークスアプリケーションズもこの連携を強く支持しており、WAN-Signとの統合により韓社内申請から契約の締結、保管までのワンストップ環境が実現したと述べています。これにより、契約業務のペーパーレス化と情報管理が一元化され、業務の効率化とガバナンスの強化が図れることが期待されています。
電子契約サービス「WAN-Sign」とは
「WAN-Sign」は、原本管理や電子化を一貫して提供するサービスであり、特に内部統制やセキュリティ機能が充実しています。このサービスは、大手企業や金融機関など、多岐にわたる業種での導入が進んでおり、契約管理の効率化に寄与しています。株式会社NXワンビシアーカイブズは、サービス提供だけでなく、長年の経験をもとにしたデータ・ソリューションや契約管理業務のノウハウを活かして、顧客の契約管理全体をサポートしています。
NXワンビシアーカイブズの歴史
設立は1966年であり、以降「企業の情報の安全確保と管理の効率化」を追求してきた株式会社NXワンビシアーカイブズは、堅固なセキュリティ体制のもと、様々な重要情報のライフサイクルをカバーしたサービスを提供しています。現在では東京・大阪・名古屋・九州に拠点を持ち、多くの業種の顧客に信頼されています。2019年には「WAN-Sign」、2022年には「WAN-CASE」、そして2024年には「WAN-Scan」など、多様なサービスを展開しており、日々の業務のデジタル化をサポートしています。
結論
WAN-SignとHUEワークフローの連携は、企業の契約業務を劇的に変える可能性を秘めています。効率的な業務運営を実現するために、今後もこれらのサービスの動向に注目していきたいと思います。