サラヤ株式会社が導入したリーナー見積の効果と成果発表

サラヤ株式会社が取り組む調達改革の新たな一歩

サラヤ株式会社は「世界の衛生・環境・健康」に寄与するという使命の下、医療用医薬品や手指消毒剤などを広く提供するグローバル企業です。近年、新型コロナウイルス感染症の影響や地政学リスクの高まりにより、サプライチェーンの環境が劇的に変化しています。これに対応すべく、同社は調達組織の強化を目指す取り組みを開始しました。

調達改革の背景

サプライチェーンの全体改善が企業の利益率向上に直結すると考えるサラヤ株式会社は、特に材料費の改善を優先課題に設定。同社は調達プロセスにおけるさまざまな問題を解決するため、「リーナー見積」と呼ばれる見積もりシステムを導入しました。この取り組みにより、サプライヤーとの連携強化や業務効率化が期待されています。

リーナー見積の導入効果

リーナー見積は従来の見積プロセスをデジタル化し、データに基づく最適購買を実現します。このシステムの導入により、サラヤ株式会社は業務工数をなんと80%も削減することが可能になりました。また、相見積もりの取得率の向上や、見積データの活用による購買戦略の強化といった効果も報告されています。

サラヤの声

サラヤ株式会社のSCM本部購買統括部門の部長である相原智之氏は、「リーナー見積の導入により、見積業務の効率化、コスト削減、さらにはサプライヤーとの連携強化が実現できました。今後はさらにこのシステムを活用し、調達・購買業務の高度化を進めていく方針です」とコメントしています。このように、同社はサプライチェーン全体の最適化を目指し、今後も様々な取り組みを進めていく予定です。

Leaner Technologiesの役割

リーナー見積を開発した株式会社Leaner Technologiesは、調達のスタンダードを刷新し続けることをミッションとしており、Sourcing DXクラウドや購買プラットフォーム「リーナー購買」を提供しています。これらのサービスは、企業の調達部門における業務プロセスをデジタル化し、過去のデータや社内のコミュニケーションを活用することで、生産性と利益率の向上を図ることを目的としています。

法人名：株式会社Leaner Technologies
代表者：代表取締役大平裕介
所在地：東京都品川区西五反田7丁目23-1 第3TOCビル 9F
設立：2019年2月22日
URL：Leaner Technologies