高槻市に位置する子育て総合支援センター「カンガルーの森」で、今年もハロウィーンを迎えるにあたって特別なイベントが行われました。ここでは、乳幼児とその保護者が対象の支援施設として、親子で楽しむことができる様々な講座や料理教室が定期的に開催されています。この日は「工作の日」として、ハロウィーンにちなんだバッグ作りのワークショップが企画され、たくさんの子どもたちが参加しました。
参加者たちは、最初にカボチャの形をした画用紙を手に取り、それに目や鼻を自由に描いていきます。この作業は子どもたちの想像力をかき立て、それぞれが個性的なジャック・オー・ランタンを生み出す楽しさに満ちていました。画用紙に思い思いの顔を描き終えると、次は事前に用意された紙皿をバッグの土台に使い、そこに自分が作ったジャック・オー・ランタンを貼り付けていきます。
「カラーペンやシールでもっと楽しくしたい!」と、子どもたちは興奮気味に話しながら、各自のオリジナルバッグをどんどん装飾していきます。キラキラと光るシールやカラフルなペンを使い、世界に一つだけの素敵なバッグが次々に完成していく様子は、見ている大人たちにも笑顔をもたらしました。子どもたちの声は会場に響き渡り、「このシール、とってもかわいい!」「こんな色もいいね!」といった楽しげな会話が子どもたちの間に弾けていました。
この楽しい取り組みは、親子の絆を深める貴重な機会ともなり、イベントを通してコミュニケーションの場を提供しています。このようなアクティビティを楽しむことで、子どもたちは創造力や手先の器用さを育むことができ、参加した親たちも子どもたちの成長を実感することができるでしょう。
子育て総合支援センター「カンガルーの森」は、0歳から就学前の子どもとその保護者を支援する重要な施設です。場所は高槻市北園町6番30号で、開館時間は午前9時から午後7時まで、プレイルームの利用は午前10時から午後5時まで。休館日は日曜日、祝日、年末年始となっており、週末には多くの親子が集まります。今後もこのような楽しいイベントが継続されていくことを期待したいですね。